継続の法則 自助努力のススメ 公認会計士 内藤勝浩のブログ

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新型コロナウィルスで考えたこと【25】-大会中止-

2020-05-21 13:15:31 | 新型コロナウィルス

昨日、夏の全国高校野球甲子園大会が中止となりました。
テレビや新聞等でも大きく取り上げられました。
私の住んでいる地域の地方紙でも、監督・コーチの声として、「生徒たちに何と声をかけていいのか分からない」といった内容が掲載されていました。
そのような中、テレビである監督さんが生徒に掛けた言葉が印象に残りました。
おおかた、次のようなことを言われたと記憶しています。
「君たちが野球をやっている目的のひとつには、人生における苦難に耐える精神力を身に着けることがある。今後、人生において、いろいろな苦難が待ち受けている。そのことをふまえて、今回の苦難を乗り越えてもらいたい。」
私は、最近のスポーツ界を見るに、試合に勝つことが最優先の目的とされる中で、人間としての成長、人間としての精神力を鍛えることといったものが忘れられているような気がしていました。
でも、この監督の言葉で、このように考える方もいらっしゃるのだと少し安心しました。
おそらく若い生徒には、ピンと来ていない点が多かったのではないかと思います。
人生経験、しかも、いろいろな苦難の経験した監督だからの言葉だったのではないでしょうか。
「精神的な強さ」とは何でしょうか。
「自分が苦しい状況に置かれたとしても、その憂さを他人を害することではらしたり、すねて悪の道にはいったりするのではなく、前を向き、淡々と自分の人生を歩んで行こうとする精神的な態度」を言うのだと私は考えます。
この「精神的な強さ」は平常時には分かりません。
苦難に陥った時、その方が、精神的に強いかどうかが初めて分かるのだと思うのです。
また、この「精神的な強さ」は、年齢を重ねれば身に付くというものではないと思います。
それは、多くの人々を観察していれば分かることです。
やはり、「精神的な強さ」を身に付けることを意識して、日々、努力していくことが大切だと思うのです。
「落ち込んでも、打ちひしがれて、心が折れてもいい。落ち着いたら、また一歩ずつ努力を始めればいい。」
このような気持ちで、是非、人生の苦難を乗り越えていただきたいと思います。

ところで、
中止でいいのか。
通常とは、違う形式で実施する方法はないのか。
例えば、
甲子園での試合は1日のみとする。
西日本と東日本の代表校の2校が対戦する。
または、
西日本と東日本の代表校の数校が、それぞれ試合を行う東西対抗戦とする。
代表の選出の試合は、各都道府県、各地域で、日程を分散して行う。
9回の実施を5回や7回といった特別ルールで、時間短縮を行う。
セレモニーは画像配信にする
感染予防対策を徹底する。
選手、コーチ、監督、審判他、関係者は日ごろから感染予防に努める。 等
「知恵」と「工夫」という観点から、また、暗い雰囲気が漂う日本に「勇気」と「希望」を与えるという観点から、実施の検討はできないだろうか。

コツコツと正しい方向で努力を継続をしている皆さん、未来はあなたがたの手の中にあります。
今は、苦難の真っただ中にあり、目標へ向かうドアが閉じられた方もいるかもしれません。
でも、違う、別のドアが開いていないか、よく回りを見回してください。
人生において、ドアは一つではないはずです。
この苦境は必ず終わります。
頑張れ。
58歳のオッサン公認会計士でした。
では、また。



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