過日ディスクグラインダーで鉄を切断中に突如
回転が止まって煙が出たので即 電源を切って
放置していた 昔ホームセンターから購入した安物だが未練がましく
修理を試みた
古いディスクグラインダー
型番を頼りに調べると2002年に販売開始と有るので
購入後10数年は経過しているでしょう
ディスクグラインダーヘット部分解
ギャが欠けて無いのかを確認 封入されているグリスが
変質して居るので除去
新しいグリスを注入して手回し確認
グリスを入れて組み上げ手回しすると少々異音が有るが回ります
原因究明の為にモーターローター抜き取り
どうも上部ローターベアリングが内部で割れて居る様に思われ
回転させると異音と回りが悪い
古いベアリングの抜き取り
こんな小さな機械のベアリングを抜き取る工具も持ち合わせてません
どうせ壊れているベアリングなので万力に挟んでシャフトを上から
叩きベアリングを抜き取りました
抜いたベアリング確認
やはりベアリングが摩耗してます
危なくモーターを焼損する所でした
購入したベアリング
ベアリングはホームセンターに有りました
規格は629Zで428円でした
組んで回すも回らない
回らない筈ですローターを引き抜く際にカーボンブラッシも
引き上げられカーボンブラッシのリード線が外れたのです
カーボンブラシもホームセンターで買い求めました
カーボンブラッシ
規定によるとカーボンの長さ残が5ｍｍ以下に成ると交換時期の様なので
もう交換時期は過ぎてました
ディスクグラインダー用カーボンブラッシは
1組で328円でした
新ベアリング組み込み
大きなベアリングならば加熱したOILでベアリングを熱して
入れる焼き嵌めにしなければ成らないが小さなベアリングなので
上から強制的に叩き込んで入れました
カーボンブラッシの組み込み
慎重にカーボンブラシを入れます
組み上げて試運転
通電して確認運転ですスィツチOnで勢い良く回転します
中華製のディスクグラインダーはホームセンターで調べると
約3000円程度で買えます 無駄な努力だった気もします
なぜだか、分解したり修理する、またはその過程をじっと見ているのはとてもワクワクします。
中学生の時、男子は技術で、椅子を作ったり工具を扱ったり。一方、女子は調理やパジャマなど裁縫。当時は、男女のこの違いが恨めしくありました。「女にはできない」という考えをどこか植え付けるもので…。
自分がいざ同じ立場にたったら、力も弱いし、修理を最初から諦めると思いますが、それでもワクワク感は子供の時から変わりません。
壊れた物は原因を探して元通りに修復すれば使えますね。
戦後まもなく生まれたので一番苦しい時代を過ごして来たので
壊れた物を捨てられないのです。
新しい物を買えば良いのに修復して使う事に満足感を得てます。
男は裁縫などの細かい作業は出来ないと言うか興味も湧かないのが悲しいです。これは私だけかもね。
コメントを有難うございました。