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バリカン修理

2016年11月11日 | 修理作業
充電式バリカン修理
サラリーマン定年退職を機に頭を丸めサラリーマン時代を
反省する日々を送っている。
この時に購入したバリカンは充電式であったのに

ここ数年は充電が出来ずにコードを繋いで使用している。
電気コードが有るのはやはり使いにくい。

よって内蔵されている電池を調べて市販の充電電池に
交換してみた。


充電出来ない電気バリカン
2008年に買い求めたスキカットTC391だ


ネジ止めのカバーを外す
カバーを外すと内部は毛髪が詰まって汚れてます。
綺麗に洗い掃除しました。



内蔵の電池を抜き出す
更に分解して内蔵されている電池を抜き出した。


取り出した電池
ニッカド電池で1.2Vを直列にして2.4Vで使っていた。
電池の結合部
見慣れた市販の電池とは違って+極の突起が無いタイプである。
電池は平板状の金属をスポット溶接で繋いでます。



交換に使う充電電池
買い置きしてあったエルボタ、ニッケル水素電池を使う
事にした。



電工テープ止め
2本の電池を入っていた電池と同じ様に
電工ビニールテープで止めたがケースに納まらない。
経費節減なのかコンパクト性を求めているのか
全く余裕の無い作りには感心する。

仕方なく厚みの無いセロテープで止めた。



電池の電極を繋ぐ配線
普通の配線の被覆を剥いで使う事にした。


電池に半田が乗らずサンドペーパー掛け
簡単に半田付け出来ると思ったら全く半田が乗らない。
電池の両極をサンドペーパーで磨いてみた。



やっと出来た半田付け
金属表面の酸化防止で何か処理されていたのでしょう。
磨くと簡単に半田が乗りました。



電池ケース加工
どう頑張っても交換電池が本体に納まりません。
電池の凸部が邪魔して組み立てられない。
半田コテで電池ケースを溶かして、やっと
電池を納めた。



外した逆の手順で組み立て
電池を納めて回転テストで回るのを確認
ばらした逆の手順で組み立てます。
しかし防水の為のパッキンが古く心配な部分を
電工ビニールテープを巻いて補強です。



組み立て完了し充電
修理完了です電源コードを繋ぐと正常に充電します。
ニッカド電池は継ぎ足し充電すると徐々に電池容量が減って
使えなく成るがニッケル水素電池はその心配が無くなり便利です。









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