「ファイナルファンタジー零式 HD」
2011年にPSP用に発売されたタイトル。
2015年にPS4用としてHDリマスター化。
れっきとしたFFブランドだが、
外伝的な扱いで制作されたとの記事あり。
半年ほど前に既に購入していたのだが、
ダークファンタジーとの噂は聞いていたのであまりやる気が出ず、
今回ようやくプレイする機会が訪れる(やるものが無くなっただけだが)
1週目ラスボス前までプレイし、面倒だし絶対2週目はやらない!('Д')
と決めていたのだが、エンディングの感動と周回前提システムの壮大な世界観に見事惹き付けられ
結果4週までする羽目になってしまう・・。
総プレイ時間は約160時間。
1週目・・・攻略見ず(一部省く・・) 計 42時間
2週目・・・やり残しイベ&アギトの塔攻略 計 135時間
3、4週目・・・残カルラ0組加入&ホシヒメ依頼達成 計159時間
ひととおりの全イベントは制覇。
しかし1個だけ「1週目限定イベ(リィド未加入条件)」だけ取り逃がす。
気付いたのが2週目終わり頃だったので諦め。
グラフィックはPSP用に作られただけあって最近のものとはかなり劣るものの、
十分違和感なくプレイは可能。
ムービー時のセリフ量はかなりのもので、今では有名な声優さんを多数起用している。
むしろ当時でこのクォリティならかなりの良作だったと思われる。
戦闘は完全アクションRPG。
ブレイクサイト・キルサイトと呼ばれる特定時にマークが出る時だけ
大ダメージを与えられるなどタイミングがかなりシビアで難易度が高い。
しかも倒した後の報酬(ファントマ)を別操作しなければ受け取れないなど、
1週目はほんとに慣れるのが大変だった(*_*)
コンセプトテーマは「戦争と死」
ということでかなりダークな雰囲気漂うシナリオになっている。
が、1週目では明かされなかった謎を2週目以降で次々と解いていくと、
ある神話をベースに考えられた超ファンタジー作品であることが判明。
しっかり表と裏を全て把握できなければこの作品の凄さは理解できないであろう。
そのくらい複雑に考えられたシナリオとキャラクター達。
タイトルロゴの意味もようやく理解できる。
↓一番謎だったアレシアの存在も2週目以降で解明される
↓ギルガメッシュもしっかりメインに
そしてその裏シナリオを解かせるために用意された周回前提のシステム。
1週目でLv20位なのに依頼達成Lv55推奨とかあり得ないのなんなの??('Д')
とか思っていたが、実は2週目で妥当なLvで受けられたりする前提だったり。
しかも操作キャラが14人にも及びそれぞれで異なる会話もするので
何週プレイしても飽きさせない仕様になってはいる。
初プレイ時は多すぎるわ!('Д')
とか思っていたが、これを見据えてのキャラ数なら納得。
一番驚いたのは、ラスボスがイベント戦で必ず勝てる仕様だったって事。
これはまさに想定外以上。メインがラスボス戦ではないという心意気が現れている。
デメリットは戦闘メンバー3人だけしか経験値が稼げない事。
更にラストダンジョンの敵はメンバーの平均Lvで決まるので
全員をただただLv99にするだけだと損をするとの事。
この制約のせいで気持ち良くLv上げをする事が出来ず終始モヤモヤ。。
完全に意図せずドハマりしてしまった零式。
初プレイ時にルシを選択してBAD ENDになったのはいい思い出。。
個人的に全FFシリーズの中でもトップクラスに入る位の作品。
是非続編かリメイクを出して欲しいなぁ~・・・
と思ったら、HD版発売時に既に続編をイメージした一式(Type-Next)を発表していたが、
担当ディレクターが既に退社されたという事で日の目を見ず今日を迎えているらしい。
↓BUMP OF CHICKEN の「ゼロ」も良かった