「クロノ・クロス」

1999年11月、当時のスクウェアよりPlaystationで発売。
2022年PS4や他機種向けにリマスター版として発売。
スーファミで発売されダブルミリオンを達成した「クロノ・トリガー」の続編。
丁度これが発売された頃は専門学校時代で忙しく
ゲームをやる暇が無かったのか、何故かこれだけは未プレイのままであった。
クリア時間は計50時間ほど。
1週目・・・約32時間 出来るだけ攻略見ずにプレイ
2週目・・・約15時間 1週目とは別の分岐ルート
3周目・・・約5時間 トロコンを目指す
↓3周目終了時データを1週目クリア時点データでコンティニューしたデータ

後で知ったのだが、
クリア後の「強くてコンティニュー」で引き継げるデータは「1週目のみ」のデータだけらしく、2週目のデータは引き継げない。
1つのセーブデータでひたすら1週目をプレイしていた自分。
最初から知っていればもっと効率よく周回出来ただろうに・・・
と、後悔しても遅いので、ひたすら「強くてニューゲーム」で引き継ぎながら周回。
44人全員仲間や期限付きマルチエンディングなど
かなりシビアな周回プレイだったがなんとか達成。
唯一1つ残ってしまったのが「3人連携」。
ラズリーのみが最後になってしまい、更に4週目が確定してしまったため、
もういいやと諦め((+_+))
ストーリーはかなり難解。
前作「クロノ・トリガー」との関連性があるのは理解出来たが、
平行世界と呼ばれる異世界(Another)との交わりや、難しすぎる用語の連発で
今何が起こっているのか、これから何をすればいいのかさっぱり分からない。
おまけに次のシナリオに進むためのアクションフラグのヒントが無く、
彷徨いまくった挙句、結局初回から攻略サイトに頼るしかないという始末。
後から思えばそのキャラに関連した仲間を連れて・・・とか納得できるのだが、
それをするためのヒントがどこにもない。
当時プレイしていた人はかなり迷ったのではなかろうか。
そしてリマスターでもそこは変わらず。。
これは最近の解説付きゲームに慣れてしまった弊害なのかもしれない・・
結局は最後までラスボス・主人公・キッドの存在がなんだったのか分からず終い。
まぁ「パラレルワールド」の存在のおかげで、こういうゲームなんだな
と思わされてしまえばそれまでなのだが('Д')
バトルも他のRPGには無い独創的なシステム。
コマンド選択型なのだが、コンボを再現してなのか1キャラのスタミナが続く限り
弱・中・強と命中率が異なる攻撃を行う。
これって「ゼノギアス」もこの仕様じゃなかったっけか。

更にフィールド属性なるものが存在し、使用するエレメント(火・風など)に影響。
序盤は力押しで何とかなるのだが、中盤辺りからこれを意識しないと勝てなくなる。
慣れるまでかなり時間が掛かったが、他にはない斬新なバトルはなかなか面白かった。
クリア前まではなんだかなぁ~"(-""-)"
という感想であったが、クリア後のやり込み要素は満載。
全く異なる展開のエンディングが10種類位用意されていのも驚いたし、
シナリオ分岐を把握しながら仲間を44人も集めるのも一苦労。
各キャラの最終特技集めのためのサブストーリーも見所。
効率的に回るにはどうすればよいか攻略サイトと長い間睨めっこしてたのはいい思い出('ω')
更に(リマスター版のみ?)4倍速モードやエンカウント無効・俺強ェモードもあり
周回はかなり楽だったのも◎。
総評としては、かなり尖ったRPGであるといえる。
が、自分はこういうの好きなんだよなぁ(*'ω'*)
ファンタジー要素としては満点の作品。
これ、もう少し分かりやすく解説(ヘルプ)やシナリオフラグなど見直せば
かなり評価の高い作品になったと思うだけに残念。