初心忘れるべからず☆

最近、ふと昔のことを思い出す。

調子が悪くなってからのこと。

孤独で、自分の居場所がみつからなくて、ただただ不安しかなかった。

明日の自分がどうなるのかもわからなかったし、未来の自分に希望も持てなかった。
たまに体の調子が良くなっても、
気分が軽くなっても、
なんとなく善くなりそうになっても、
必ず裏切られる。

まるで心も体も自分のものじゃないような感覚で、
むしろそんな自分自身さへも自分じゃなければいいのにってよく思ってた。


苦しくて、苦しくて、悲しくて、悔しくて・・・
そんな時間が耐えられなくて、
泣いてばかりいた。


それからしばらくして、私は犬の散歩と、犬のお医者さんに通うようになった。
電車で何個のところでも、その時は大変だった。

私よりもずっと小さな体で、ずっと短い時間しか一緒にいられないのに、
彼女たちは私にいろんなことを教えてくれた。

いや、だからこそいろんなことを気付かせてくれたんだと思う。


そうやって、沢山の沢山の涙を流して、
少しずつ少しずつ笑顔が増えてきて、
今ではこんなに沢山動けて、悩んで、笑って、前を見て進めている。

幸せを感じた時に、涙が出てしまうのは、みーーんな君たちと、
周りで支え続けてくれる人たちのおかげ。


そう、私はそんなみんなに恩返しがしたんだ。


だから、元気でいたい。


笑っていたい。


そう思うんだ。