▲朝ドラ「舞いあがれ」
2022年後期の朝ドラ「舞いあがれ」が終了し「らんまん」が始まって随分立ちますが、「舞いあがれ」の雑感です。
五島編は良かったけどなあ、と言うのが正直な感想です。
まあ、いろいろ大人の事情があったのでしょうが、後半の失速ぶり、もう少し何とかならんかったのかなあ? と思っています。
さて、五島列島というと、私的には「水戸黄門」が確か五島列島まで行ったことがあったよなあ、と言う記憶があったので調べてみると、確かに1974年の「水戸黄門 第5部」で福江藩のお家騒動を収めるべく、東野英治郎演じる水戸光圀がはるばる福江まで出張っていました。
▲水戸光圀が福江島まで出張る!
ということで、私も家人を伴い、五島列島まで行ってきました。
五島列島・福江島初日はレンタカーで一周を予定しており、強行軍になる予定でしたが、どうしてもこの目で見ておきたいと思ったのが、朝ドラ「舞いあがれ」のロケ地、大浜地区の「アコウの木」でした。
ちび舞の転校初日の通学路で級友たちと出くわすシーンに登場しました。
この「アコウの木」にもドラマがありました。
「アコウの木」が生えている民家の島外所有者が、その土地を更地にして売ることになり、「アコウの木」が伐採されようとしたその瞬間、ご近所に住む英会話教室の講師であるニコラスさんが通りかかり思わず伐採に「待った!」をかけたのです。
伐採を請け負っていた解体業者社長も「本当に切ってしまうんですか?」と何度も所有者に確認したほど、切るには惜しい見事な木だと思っていたことからとりあえず伐採は中断。
そのニコラスさんの「アコウの木」を守りたいと言う熱意が人々を動かし、「アコウの木」と民家はニコラスさんの所有となりました。
朝ドラのロケ地となったことで県外からも観光客が訪ねるようになり、私も家人も、この素晴らしい巨木を目の当たりにすることが出来たのです。
▲残った「アコウの木」