新沼健 日々独言

映画・ドラマの感想、美味しかった料理、街歩き、世相に関する私の考えなどを書いています

第1章終了の日曜劇場「集団左遷」、原作が池井戸潤でないせい? 第1章は盛り上がり今ひとつの感あり、「原作がイマイチ?」それなら脚本家の腕の見せ所!第2章に期待!!

2019年05月28日 11時39分43秒 | レビュー 映画・ドラマ
▲ 日曜劇場「集団左遷」第1章は盛り上がり今ひとつの感あり


自由が丘大人の音楽教室の新沼健です。

「自由が丘大人の音楽教室」とは関係無い、映画・ドラマの感想、美味しかった料理、世相について思うことなどをこちらに書いています。

日曜劇場「集団左遷」第1章が終了し、舞台を蒲田支店から本店に移し、来週から第2章が始まるようです。

第1章ではリストラ対象店舗・三友銀行蒲田支店の支店長として赴任した福山雅治が、絶対に実現不可能と思える営業目標100億円を、蒲田支店スタッフ全員と突破しようと悪戦苦闘するというストーリーでした。

「日曜劇場」、「銀行が舞台の熱血銀行員モノ」ということで池井戸潤の原作だろうと勝手に思っていたのですが、原作者は江波戸哲夫で、原作となった書籍は、銀行舞台の「銀行支店長」と不動産会社舞台の「集団左遷」の2作品でした。

ドラマではその2作品の設定とストーリーを取り入れて脚本を作ったようです。

蒲田支店は結局予算を達成することが出来ず、あえなく閉鎖となってしまいましたが、予算達成まであと1億円(99億円達成!!)まで迫る驚異的な頑張りが評価され、当初は他社への出向(銀行からの首切り)を予定されていた蒲田支店スタッフ全員が、三友銀行他店舗へ、銀行員のまま移動する、銀行員として生き残ることができた、という第1章のエンディングでした。

当初の1〜2話はスローテンポな感じと福山雅治のキャラクターが合っていないような気がしていましたが、終盤にはそれも解消し、なかなか面白くなりましたが、「半沢直樹」、「下町ロケット」、「陸王」のような、池井戸潤原作の日曜劇場ドラマのような圧倒的な達成感が感じられません。

原作が違うから仕方ない? 

かなり微妙な松本清張原作の小説「砂の器」を、繰り返し繰り返し何度も映像化させた、映画「砂の器」は、橋本忍脚本の素晴らしさがあればこそです。 つまり、脚本家の腕の見せ所ということです。 第2章に期待しています。







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