
▲ 松山ケンイチの役者魂は光るものの.....
東京自由が丘のセレクトショップ、ブティック自由が丘101の新沼健です。
ブティック自由が丘101とは関係無い、映画・ドラマの感想、美味しかった料理、世相について思うことなどをこちらに書いています。
映画「「聖の青春」をDVD鑑賞しました。
早世した天才棋士、村山聖が院内学校で将棋を始めてから、羽生善治との激闘、癌治療からの復帰、そして癌の再発で早世するまでを描いています。
主人公、村山聖を演じた松山ケンイチは、この役のため一説には3ヶ月で20キロ以上体重を増やしたと言われています。
実際、この映画ではかなり太っていて、過去の作品と比べるとその膨張ぶりは明らかです。鈴木亮平もかくやと思えるほどの役者魂と言えるでしょう。
また私が注目している女優、新木優子が村山聖がほのかに想いを寄せる、古書店員として出てくるのが嬉しいところでした。
が、しかし、映像が綺麗でないこと、終始一貫して平坦で盛り上がりに欠ける展開のため、2時間ちょっとの映画にもかかわらず、相当長い映画であるように感じてしまいます。
同じ「将棋」を物語の中心に据えた映画「3月のライオン 前編」と比べると当作品の凡作ぶりが際立ちます。
また村山聖の人生を漫画化した「聖 -天才・羽生が恐れた男-」をビッグコミック連載中に読んでいた私としても、なぜ同じ題材なのにこれほど出来栄えに優劣がつくのが不思議なくらいです。
当作品の鑑賞はお勧めしません。未見なら「3月のライオン 前編」の鑑賞をお勧めします。
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