▲ コメディー007 ロジャー・ムーア氏の訃報
お早うございます。
東京自由が丘のセレクトショップ、ブティック自由が丘101の新沼健です。
ブティック自由が丘101とは関係無い、映画・ドラマの感想、美味しかった料理、世相について思うことなどをこちらに書いています。
ロジャー・ムーア氏逝去の報に触れました。89歳とのこと。
私が劇場で初めて鑑賞した007映画が「黄金銃を持つ男」でした。
劇場初見の007が「黄金銃を持つ男」であったことが幸か不幸なのかはともかく、以来、氏が役を降りるまでの007作品を見てきました。(というか、ショーン・コネリー作品をはじめ、全作品見ることになりましたが)
初めて香港に行ったとき、ホテルのコンシェルジェに「クイーン・エリザベス号の残骸はまだあるのか?」と聞いたことが懐かしいです。
そういえば、「Bottoms Up Club」がまだあるらしいとの噂を聞き、30過ぎてからクーロンの夜の街を徘徊、結局、「何か少し違うBottoms Up Club」にたどり着いた覚えがあります。
氏は、ショーン・コネリー版を本家と思う、私と同じ思いを持つ方々からの轟々たる(?)非難を物ともせず、最多の7作品に主演しました。
主演3作目の「私を愛したスパイ」のオープニングはシリーズ1・2位を争う傑作で、映画全編を通しても、当作品が氏のシリーズ最高傑作であることに異論はないことでしょう。
氏の緩慢なアクションシーンに当時は少しイラついたものですが、極めて敏捷ではあるものの「ロシアの殺し屋」といった風情のダニエル・クレイグと比べると、やはり、はまり役だった故、皆に長く愛されたのだろうという感を今更ながら強くします。
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