短刀 長舩治光


短刀 長舩治光
六寸八分強の鎧通し。刃長に比較して茎が長め。時代は大永頃、即ち戦国時代もちょっと時代が上がる。両刃造短刀でも説明したが、時代の上がる短刀は、刃長が短めで茎が長い。先に紹介した天正頃の祐定と比較すると良く判ると思う。時代的に五十年ほどの差がある。地鉄は緻密に詰んでおり、刃文は湾れ刃。写真では分かり難いが、小沸に匂が伴い、刃中には淡く沸筋が流れる。



短刀 長舩治光
六寸八分強の鎧通し。刃長に比較して茎が長め。時代は大永頃、即ち戦国時代もちょっと時代が上がる。両刃造短刀でも説明したが、時代の上がる短刀は、刃長が短めで茎が長い。先に紹介した天正頃の祐定と比較すると良く判ると思う。時代的に五十年ほどの差がある。地鉄は緻密に詰んでおり、刃文は湾れ刃。写真では分かり難いが、小沸に匂が伴い、刃中には淡く沸筋が流れる。

