これは、国内にあるニホンオオカミの標本の3体の内の1つ、東京大学にあるニホンオオカミ(メス)です。この豺(サイ。ニホンオオカミの古称)は岩手県産の雌で、上野動物園にて飼育されていました。雌狼が死んだのは明治25年6月24日のこと。死因はフィラリア症とされています。死体を剥製化する前、東京農科大学によって解剖調査が行われました。昔の記録であり、漢字ばかりでイマイチよくわかりませんがリンクを張っておきますので、ご覧ください。
http://ameblo.jp/wa500/theme-10018760042.html
まあ、この記録というのが今更ニホンオオカミにおいて大きく研究に貢献するとは思いませんが、少なくともこの当時、日本で豺と呼ばれていたニホンオオカミという動物がいて(犬ではない)それが捕らえられ、上野で飼われていて、それが死んだおり、解剖されたという現実的な記録(伝承や、目撃という漠然としたものではない)ということでは意味があるのではないでしょうか?ただこの標本が実際の個体をどれほど表現できているか?という点では期待はできません。写真が残っていないのがはなはだ残念なことです。
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まあ、この記録というのが今更ニホンオオカミにおいて大きく研究に貢献するとは思いませんが、少なくともこの当時、日本で豺と呼ばれていたニホンオオカミという動物がいて(犬ではない)それが捕らえられ、上野で飼われていて、それが死んだおり、解剖されたという現実的な記録(伝承や、目撃という漠然としたものではない)ということでは意味があるのではないでしょうか?ただこの標本が実際の個体をどれほど表現できているか?という点では期待はできません。写真が残っていないのがはなはだ残念なことです。
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