毎週金曜日は、次の日が休みなので、筋トレをハードにする。
それで二十キロのダンベルを持って、ランジをした。
ランジとは、足を前後に開いた姿勢で、膝関節を曲げ伸ばしする運動です。
片足に重心をおいたスクワットとも言えるかな。
これでもかというくらいの回数をやってしまって、足が生まれたての子鹿のようになった。
フラフラになって、歩くのが困難なくらい。
だけど、その日の夜、急に右足が痛くなって、歩けなくなってしまった。
ヤバって、思い、氷を足に巻き付きつけて、一晩寝た。しかし、次の日の朝も、まだ痛かった。
湿布を買ってきて、貼って休んでいたら、だいぶ良くなった。
今は、もう問題はないと思う。普通に歩ける。ちょっと、ビビった。
すっかり、筋トレも習慣になってきた。こうなったらしめたものだ。
見た目も、かなりムキムキになり、体調も良かったから、すこし調子に乗ってしまった。
気をつけないとね。それなりの歳ですから。
筋トレは、畑で野菜を育てるのに、よく似ている。むしろ、時間がかかる点を考慮すれば、盆栽かな。
きちんとした栄養を与え、きちんとした運動をする。筋肉は少しづつしか成長しない。
僕もここまでの筋肉を作るのに、軽く3年はかかっていると思う。もっとかな。
みんなダイエットのために筋トレとかするけど、正直言って、ダイエットなんて簡単すぎて面白くない。
だって、3ヶ月くらい正しい減量をすれば、10キロくらい簡単に落ちてしまう。ほんとですよ。
しかし、10キロの筋肉をつけようと思ったら、アホみたいにプロテインを飲んでも3年はかかる。
なんでそんな筋トレするの?と思うかもしれませんが、体の調子は良くなるし、精神も強くなります。
肉体と精神は連動しています。
弱った気持ちになっても、野獣の肉体が、弱さを許さない。
体の内側から出るパワーが、イケイケと命令する。
見た目も若くなるし、性欲も強くなる。いいことだらけだ。
ただ、欠点は筋トレを続けるのがちょっとつらいことかな。
しかし、その辛さを我慢して、続けていけば、習慣というものの力を、感じることができる。
コツコツとやっていくことの大切さだ。
習慣になれば、そうすることが普通のことになり、つらい筋トレが平気になってくる。
それが、筋トレから学んだ一番のことかな。