フリードリヒの日記

日常の出来事を、やさしい気持ちで書いていきたい

若返りの方法

2021年03月04日 07時00分00秒 | 身体・健康・筋トレ

最近の僕のブログが、自分の得た知識をまとめるノートみたいになっていて、

申し訳ないような気がしますけれど、

役立つ情報を書いていくので、許してくださいね。


サイエンスライターの鈴木裕さんの最新の著書「不老長寿メソッド」がなかなか面白いです。

3000を超える論文を参考にして、若返りの方法が書かれています。

しかし、難しくはありません。

その方法は、次の三つの原則から成り立っています。

1、苦痛

2、回復

3、往復

これだけです。

「私を滅ぼすに至らない全てのことが、私を強くする」by ニーチェ

さすがニーチェですね。人間洞察の天才です。

この言葉を若返りの原則に当てはめてみましょう。

「私を滅ぼすに至らない全ての苦痛は、私の肉体を若返らせる」となります。

まず、人を若返らせるためには、苦痛が必要です。

ただ、苦痛は、体を壊さない程度のものでなくてはなりません。

ホルミシスという体の原理と同じです。

ホルミシスとは、少量の毒は体に有益な作用を与えるということです。

たとえば、ワクチンがそうですね。

毒を体に打つことで、ウイルスに強くなります。

体にいいといわれてる野菜も、実は少量の毒が含まれています。

植物は動けませんので、葉っぱや実に毒を入れることで自分の身を守っているわけです。

ポリフェノール、大豆のイソフラボン、お茶のカテキン,トマトのリコピン、これらは実は毒なんです。

ただ、少量だから健康に良い効果があります。

植物の毒に対抗して、体を強くしようとするんですね。

このように体を壊さない程度の苦痛は、健康に有効なんです。

1、苦痛の例をあげますね。

身体的苦痛には、筋トレ、ジョギング、サウナ、寒さ、断食など

精神的苦痛には、ストレス、ネガティブな体験(記憶力が上がる)などです。

2、そして、これと同じように重要なのが、回復です。

回復に必要なのは、睡眠、栄養、休養です。

体や心を休めることによって、若返りが起こります。

3、これを何回も繰り返すのが、往復です。

簡単でしょ。

苦痛、回復、往復です。

最新の若返りの方法がこれです。

まあ、当たり前のことで、ちょっと拍子抜けしますね。

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