最近の僕のブログが、自分の得た知識をまとめるノートみたいになっていて、
申し訳ないような気がしますけれど、
役立つ情報を書いていくので、許してくださいね。
サイエンスライターの鈴木裕さんの最新の著書「不老長寿メソッド」がなかなか面白いです。
3000を超える論文を参考にして、若返りの方法が書かれています。
しかし、難しくはありません。
その方法は、次の三つの原則から成り立っています。
1、苦痛
2、回復
3、往復
これだけです。
「私を滅ぼすに至らない全てのことが、私を強くする」by ニーチェ
さすがニーチェですね。人間洞察の天才です。
この言葉を若返りの原則に当てはめてみましょう。
「私を滅ぼすに至らない全ての苦痛は、私の肉体を若返らせる」となります。
まず、人を若返らせるためには、苦痛が必要です。
ただ、苦痛は、体を壊さない程度のものでなくてはなりません。
ホルミシスという体の原理と同じです。
ホルミシスとは、少量の毒は体に有益な作用を与えるということです。
たとえば、ワクチンがそうですね。
毒を体に打つことで、ウイルスに強くなります。
体にいいといわれてる野菜も、実は少量の毒が含まれています。
植物は動けませんので、葉っぱや実に毒を入れることで自分の身を守っているわけです。
ポリフェノール、大豆のイソフラボン、お茶のカテキン,トマトのリコピン、これらは実は毒なんです。
ただ、少量だから健康に良い効果があります。
植物の毒に対抗して、体を強くしようとするんですね。
このように体を壊さない程度の苦痛は、健康に有効なんです。
1、苦痛の例をあげますね。
身体的苦痛には、筋トレ、ジョギング、サウナ、寒さ、断食など
精神的苦痛には、ストレス、ネガティブな体験(記憶力が上がる)などです。
2、そして、これと同じように重要なのが、回復です。
回復に必要なのは、睡眠、栄養、休養です。
体や心を休めることによって、若返りが起こります。
3、これを何回も繰り返すのが、往復です。
簡単でしょ。
苦痛、回復、往復です。
最新の若返りの方法がこれです。
まあ、当たり前のことで、ちょっと拍子抜けしますね。