フリードリヒの日記

日常の出来事を、やさしい気持ちで書いていきたい

科学的方法とメンツ

2020年04月20日 07時00分00秒 | 日々の出来事・雑記

データーは、ある事象を可視化するのに役立つ。

たとえば、新型コロナウィルスが、どういう風に人間に感染していくのかを可視化したいとする。

その場合、検査数・感染者数・重症者数・死者数を、時系列で並べ、正確にデーター化することが大事だ。

そうすることで、感染の広がりや、ウイルスの性質を可視化できる。

この客観的で正確なデーターを元に、科学的方法で、ウイルスを克服していく。


科学的方法とは、①物事を調査し、②調査結果を整理し、③新たな知見を導き出し、④知見の正しさを立証することをいう。

データーを集めるのは、①の物事を調査して、それを記録することだ。

アメリカやヨーロッパは、科学的方法をすごく重視している。だから、自国の感染者数や死者数を隠そうとはしない。

これに引き換え、メンツを重視する国(どこの国とは言わないが)は、科学的なデーターより、メンツが重要だから、簡単にデーターを改ざんして、報告する。

果たして、日本はどうなんだろうか。

科学的データーを重視しているのかな。それともメンツ、それとも恥かな。

とにかく、感染者数が増えたからといって、隠すことは避けたほうがいい。

これから先、人類は何度もウイルスと戦わなくてはならない。

だから、きちんとしたデーターを残し、戦うための方法を確立していかなくてはならない。

メンツによってデーターを改ざんするのは、人類に対する冒涜だろう。

日本がくだらないメンツを重視していないことを祈るが。

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