フリードリヒの日記

日常の出来事を、やさしい気持ちで書いていきたい

雨の日の憂鬱

2020年04月14日 07時00分00秒 | 日々の出来事・雑記

東京は、激しい雨が降った。けっこう濡れた。

雨は嫌いだ。昔から。

しかし、文章を書くなら、やっぱり雨だなと思う。

雨の日はろくなことがないし、気分も暗くなってくる。

雨は、心の奥にある暗い感情の入り口になっている。

それで、こんなことを思い出した。

ずいぶん昔に、登山しているときに、雨に降られて、すぶ濡れになったことがある。

寒くて死にそうになっていた。テントの中でブルブル震えていた。

ひどく疲れていて、体の震えも止まらないし、どうなっちゃうんだろうと思っていた。

僕は心細くて、深い孤独を感じていた。


その日の静かな夜に、AMラジオで、ニューヨークシティ・セレナーデが流れた。

ひとりっきりの山奥の夜で、恋に落ちた女性を想うには最高な曲だった。

曲を聞き終わった後、不思議と「大丈夫だ、僕は一人じゃない」と思った。

そのブログあるかな、と探したら、あった。

暇だったら読んでみてください。「テント内の寒い夜」


どうして、雨の日は文章が書きやすいかだって?

どんなに暗く憂鬱な気分でも、いつか必ず晴れるからですよ。

暗く沈んだ雨の日を、頑張ってしのぎきれば、素晴らしい晴れの日がやってくるから。

コメント
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