NIEを知る機会に、何があるのでしょうか。基本は新聞紙面だと思います。ひと昔、ふた昔前であれば多くの社が毎週NIE特集紙面を掲載していましたが、今は・・・・。NIEに取り組もうと思った先生方は、大前提に自分の実践に役立つからと思ったはずです。与えられる資料に頼るのではなく、自分の知りたいものを求める姿勢が大切だと思います。
NIE実践校は毎年全国の小中学校の5%程度が指定されるといいます。県独自の指定制度等を含めると、児童生徒が9年間に小中学校生活を実践校で学ぶ確率は2.3割以上あることになります。それなのに毎日読む子が激減し、全く読まない子が激増するのはどうしてでしょうか。NIEの取り組みが始まって長く言われてきたのが ・新聞記事の活用 ・新聞社のノウハウの活用 ・新聞つくり の3領域。記事の活用については、教師の腕の見せ所、教材研究にかかるウエイトが増えるでしょう。ノウハウについては、取材、編集、発表と多様な展開が可能です。新聞つくりは、タブレット端末が普及した今、「プレゼンテーションの方法の習得」に広げた方が現実的だと思います。いずれにせよ、児童生徒・保護者に投げかける前に教師の研修が大切ですね。
5W1Hとは、WHEN(いつ)、WHERE(どこで)、WHO(誰が)、WHAT(何を)、WHY(なぜ)、HOW(どのように)の頭文字をとったものです。ニュースに限らず、大事なことを落とさずに文章を書くために、この6つを押さえることが大切です。