中日新聞 2021年4月8日付(朝刊)
徳島新聞が、以下のようなコラムの読み取り方を紹介しています。どの社のコラムでも有効だと思います。コラムを読むのは難しいと思っている人、ぜひ挑戦してみましょう。
徳島新聞「鳴潮」3色読みのご案内
鳴潮の3色読みは簡単です。用意するのは赤、青、緑のボールペンだけ。線を引いて文章を色分けし、筆者が伝えたいことを的確に読み取ることを目指します。線引き後、539文字で書かれている鳴潮を100文字に要約します。3色のうち、まず読者として関心を持った箇所に緑の線を引きます。これがステップ1です。線を引く文章の数に決まりはありません。ステップ2では、筆者が意見を主張していると思われる重要部分に赤線を引きます。赤線を引くのは大体、四つか五つの文章です。次のステップ3では赤線部分の根拠となった部分や、赤線部分の内容を補足して説明をしていると思う箇所に青線を引きます。これが終わると赤線部分をつなぎます。さらに文字数を100字とするため、キーワードなどを残し、不要な言葉を省いて完成させます。別の箇所から語句を補足する場合もあります。
A 保護者の皆さんにお願いしたいのは、お子さんの教科書にざっと目を通すことです。国語が主になりますが、社会、理科、算数、保健、音楽、道徳などでも、新聞を活用したり、新聞記事を取り上げたりすることがあります。「過干渉になるのでは」との心配は無用です。新聞の価値を知っているお子さんは黙っていても活用しますが、知らないお子さんは大人の手助けがないといつまでも使いません。きっかけを与える大人の仕事がうまくいけば、その後は子どもに任せることができます。
「評価しながら聞こう」(中学3年 東京書籍)令和3年度版
1 単元の目標
話の内容や表現の仕方を評価しながら聞き、自分の考えを広げることができる。
2 授業の流れ(例)
1 学習の見通しを持つ。
2 教材文を読み、評価の観点を見つけ、様々な観点から評価しながらスピーチを聞く。
3 聞き取ったことを評価する際のポイントを確かめる。
4 学習の振り返りをする。
3 アドバイス
学んだことを実際の生活に生かすように働きかけましょう。