快晴の日曜日。しばらくシートを被りっぱなしだった750CCを起こして海岸を走る。
R402を新潟市から寺泊へ。越後七浦シーサイドラインは風光明媚な海岸ロードだ。
今日は水平線にくっきりと佐渡島を臨む。寒さを除くと絶好のコンディションなのだ。
今年もあと10日、新巻きサケなどを求める観光客で賑わう鮮魚センターを冷やかす。
ホテル住吉屋は日本海と佐渡島を見渡せる展望風呂が自慢の温泉旅館だ。
打ち寄せる波の音、海鳥の声、漁船の音を聞きながら湯に浸かる。至福のひとときだ。
新鮮な甘エビ・ブリ・イカなどの舟盛りと、カニ汁、浜焼きが並ぶ住吉屋さんの昼定食。
寺泊漁港にその日の朝水揚げされた魚なので内容は日替わりとか。要予約。
今日は予約なしの立ち寄りで、浜焼きの代わりにちらし寿しをいただく、大満足。
帰路は行程半ばですっかり陽も落ち、アクセルを握る手が凍える。新潟の12月は寒い。
寺泊までは約50km、おそらく今年最後のツーリングだ。
<40年前に街で流れたJ-POP>
誰もいない海 / トワ・エ・モワ 1970