『ぶぶ漬けどうどす』予告篇
銀座でレイトショーを観てきましたよ。
京都の老舗扇子店の長男と結婚し、東京から引っ越してきたフリーライターのまどか。
450年の歴史を誇る老舗の暮らしぶりをコミックエッセイにしようと、
精力的に義実家や街の女将さんたちの取材を始めるのだが、
「本音と建前」を使い分ける京都の文化を知らず、女将さんたちを怒らせてしまう。
京都の正しき伝道師になるべく奮闘するまどかだったが、
事態は街中を巻き込んで思わぬ騒動へと発展していく。
・・・というストーリーなのだけれど、恥ずかしながらやや未消化のまま。
もう一度観ないといけないなぁ。やはり深いぞ、京都沼。
レイトショーを出たら、当然に一杯呑んでいこうということになる。
渋く “赤星” を開けたら、この分厚い “ハムカツ” を噛み締める幸せ。
箸休めに抓む “枝豆” の塩加減が最高だね。
まどかが拘った取材対象は洛中の老舗、ボクも洛中の酒を求めたが見当たらない。
伏見の酒さえ品書きに見つからないから、今宵、海を越えて四国に渡ることにする。
先ずは土佐の “四万十川” を溢してもらう。すっきりとした淡麗辛口の純米吟醸酒だ。
アテはもう真っ黒な “肉どうふ”、沁みているでしょう。これがなかなか美味い。
ところかわって伊予の “雪雀” を注いでもらう。媛辛口はガツんと手応えのある辛口酒だ。
ちょうど “大羽いわし 塩焼き” が焼けた。ワタの苦さをを流してこの辛口が旨い。
平日のレイトショーから大衆酒場、これ結構楽しい。癖になるかも。
とりあえずは『ぶぶ漬けどうどす』をもう一度観ないかんなぁ。