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旅の途中

にいがた単身赴任時代に綴り始めた旅の備忘録。街道を歩いたり、酒肴をもとめてローカル線に乗ったり、時には単車に跨って。

人生のそばから 内藤流手打ちそば あさきや@浦和

2025-05-14 | 日記・エッセイ・コラム

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旅の途中

旅の途中

にいがた単身赴任時代に綴り始めた旅の備忘録。 街道を歩いたり、酒肴をもとめてローカル線に乗ったり、 時には単車に跨って。

旅の途中

 

「信州内藤流手打ちそば」とは云うが、失礼ながらそうした流派に興味はない。
ただただ美味いそばが啜れればいいのであって、それにこの店、玄人好みの蕎麦前のお品書きがいい。

とある土曜日の繁忙の波が落ち着いた頃あいに伺って、粋に蕎麦屋で一杯やりたいと二人。
“出羽桜” は出羽燦々100%のザ・山形と云うべき純米吟醸生酒、ジューシーな香りと柔らかな旨味がある。
重厚な陶器に並んで “穴子の煮こごり”、これは美味い。静かに、だけど酒はすすむ。

季節を感じて “筍の木の芽和え”、料理も器も凝っているでしょう。
それなりに年を重ねてきたから、美味いものを、少量、ゆっくりと味わいたい。

“鴨つくね焼き” を注文したのと “天ぷら” を想定して、二杯目は山廃純米を択ぶ。
お馴染み “天狗舞” は、酒器に注いだ山吹色が美しいと思う。
濃厚な香味と酸味のある酒は、こうした料理にもよくあって美味しい。

〆の “ざる” が一枚、手ちぎりの海苔を散らして登場。
平打ちそばは少し太めで、しっかりとコシがある。
わさびは溶かずにちょいとのせて、掴んだそばはつゆにサッとつけてズズッと啜る。
蕎麦の香りと山葵のツンを感じて楽しむ一枚、信州人としては添えられた野沢菜も嬉しい。
通と粋を気取って(装って)、蕎麦処の昼呑みが楽しい週末なのです。

<40年前に街で流れたJ-POP>
スクール・ガール / C-C-B 1985



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