旅の途中

にいがた単身赴任時代に綴り始めた旅の備忘録。街道を歩いたり、酒肴をもとめてローカル線に乗ったり、時には単車に跨って。

そうだ温泉に行こう! 石田館妙高ホテル@妙高温泉

2013-03-23 | にいがた単身赴任始末記

 高田から信越本線の各駅停車にゴトゴト揺られて40分、妙高高原駅は信越国境の駅。
駅から10分、緩やかな坂道を登りきると、旅館3軒に共同浴場1湯を有する妙高温泉だ。
予定はないけれど自宅に戻るほどの時間のない週末、石田館妙高ホテルを訪ねた。

温泉は妙高山の南地獄谷に沸く90℃の源泉を8km引湯してくる。
源泉かけ流しの無色透明の柔らかなお湯は絶えず湯船から溢れて気持ち良い。
食事を挟んで3回4回とたっぷり堪能させていただいた。
おかげで持参したパソコンは結局開かず終い、温泉とその後のビールの魅力には敵わない。

夕食は客室で。Webで申し込んだビジネスプランなので食事は......と思いきや
にいがた和牛のせいろ蒸し、鯛のお造り、山菜の天ぷらがお膳を賑やかに飾ってくれた。

 朝食は5階のスカイラウンジで。ここからの妙高山は額の中の絵のように綺麗だ。
肉じゃが、きんぴら、山菜の和物、焼魚、そしてコシヒカリ、満ち足りた気分にさせてくれる。満足。
もう一度湯に浸かりたいが始業に間に合わないと...少々の未練を残して高田平野へ下る。