子供のころの理科教育に問題あったのでしょうか、事が有機栽培と慣行栽培の話になると、其の違いの定義がはっきりして居ない事もあってか、誤解からの勝手な思い込みとも取れる珍説が大真面目にネット上で語られているのを見付けました。
―大切なのは100%オルガニックーWebImagesより
人は信じたくない無いと思うが故に騙したりするのでしょうか、この情報発信者にすれば、元より騙すつもり等は全く無く、元となる情報の真意が多分充分には理解できず、不正確な解釈の上に自らの曖昧な知識や先入観念から、都合よく偽装する一種の情報ねつ造者に成って仕舞ったのであり、それに己自身が、先ず恰も真実情報の発信者の如く大真面目に思い込んで語っているのですから一寸気の毒です。
それを受け取る側からすれば、充分な知識を持ち合わせて居なければ、其れと気付かず本当の事と思って仕舞うのであり、誤った解釈の稚拙なでっち上げ情報であっても、更に第三者に伝えられる事になれば、「虚偽」情報であっても、いつの間にか「真実」情報にも成り替わるのであり、曖昧な知識の元では、仕舞いには一般にも通用する常識にも成り兼ねないので、事に依っては危険であります。
―マジックは見せる騙しが原点―WebImagesより
其れと言うのも、この本来の情報源の「真実」が当初から歪めて伝えられているのですが、其れがいつの間にか寛大に解釈されて、其れを亦一説とされる論理にもなっているから尚の事始末が悪いと申せます。
―オルガニック食品はイメージが大切ーWebImagesより
情報の中には、恣意的に「虚偽」を以って「真実」と伝える事を狙った偏屈な愉快犯が出すものもあり、一方亦、サプルメントのテレビコマーシャルのように 「個人の感想であり、効果効用では有りません」と、断わりを小さく字幕で書きを入れて置きながら、その効果効用を堂々と真しやかに語らせる手口の発信情報もあり、充分な知識が無ければ、なまじい疑うよりも、それもそうだと思う方が気が楽になる受け取り側の心理効果、それを狙うやり方が今や大繁盛であります。
―真実を明らかにする時間が掛かる!-WebImagesより
今尚廃れる事無く何時までも続くお年寄りを騙すオレオレ詐欺、日常茶飯事となっているジャパンシンドローム社会ですが、「講釈師、見て来たような嘘を付く」と判って居ながら、心の隅にある共感意識が揺り動かされて信じ込みたくなる人間心理、それを突くのが騙しと言えば其の通りです。
―オレオレ詐欺です!-警視庁より
扨て、そのネット上で見つけたそんな典型的な一例の話、参考までに下記に「コピペ」しますので、先ずはそれを読んで見て下さい。
―知らないとマズイ!「化学肥料で作られた野菜」はとてつもなく危険!―
一般的に農薬については意外と身近に害を感じていますが、この化学肥料栽培については、広く知られることなく議論されないのが現状です。しかし!これが、とてつもなく危険な野菜になってしまうこと知ってましたか?これはホントに驚くべき実態なんです。
野菜を作るのになぜ肥料を使うのかというと、簡単に枯れず、形も綺麗で大きく、早く大量に収穫できるようにするための成長促進剤なんですね。
なので、そうした消費者受けする野菜や果物を作るため近代農法によって品種改良を続けてきた結果、肥料も同時に人工的な化学肥料になっていったのです。
そういう意味で今の野菜は昔の人が食べていた元祖の野菜や果物とは似て非なるものなんですね。
さて、その肥料。植物の栄養主成分には「窒素」がないと育たないんですね。有機の場合は、アンモニア成分→土壌の細菌が活性化→植物の栄養素「硝酸態窒素」へと変化します。化学肥料の多くは、そんな面倒くさい事せずにはじめから「硝酸態窒素」が含まれてるんですね。
この硝酸態窒素は硝酸塩という物質で、これを含んだ野菜や果物を食べると唾液と反応して悪魔の「亜硝酸塩」に変身してしまうことが分かっています。
これは、有機肥料より野菜や果物に直接与える化学窒素肥料のほうが悪魔の毒物(亜硝酸塩)になる量が多くなるわけですが、亜硝酸塩を摂取する有害性は農薬の比にならないそうです。
この亜硝酸塩は超猛毒の為、乳幼児の大量の摂取は死亡したケースが過去にあったようです。
また、大人も胃に入ると、とにかく強力な発がん性物質「ニトロソアミン」が大量に発生することが分かっています。
食品添加物に含まれる硝酸塩はソーセージなどの加工食品の食品添加物に入っており超危険物質として問題になっています。(詳しくは「発表!食品添加物ワースト10(後半)~また買う?コンビニ商品」)
↑これはWHOが規制している1日の摂取量は体重1kg で3.7mgですので、歳によって摂取許容量の上限が変わります。ところが、普通に野菜を摂取するとこの基準値を殆どの人が超えてしまうのです。
もともと国や機関が基準化する数値自体の安全性など眉唾なのにその基準を超えてしまう毒量を摂取していることになるのです。健康のために野菜をとっているつもりが、猛毒を飲んでいることになるという何とも皮肉な状況に陥っているんですね。
発表!化学肥料で育った超危険な野菜を発表
危険野菜ダントツ第1位は ほうれん草 です!
ただでさえ葉物野菜には直接大量の窒素肥料を与えるのですが、ほうれん草は野菜の中でも加熱して食べる野菜なので口の中で悪魔の毒物(亜硝酸塩)に変身する量が特に増えるそうです。
更に!更に!前の記事でも紹介しましたが、ほうれん草は追い打ちをかけ、2015年政府は農薬の量の規制緩和に踏み切り、今までより数百、数千倍に及ぶ基準値緩和で農薬たっぷりです。しかもネオニコチノイド系農薬は植物の根っこから吸わせる水溶性農薬ですので、ほうれん草の中には農薬と硝酸塩がしこたま入った猛毒の野菜になってしまっているんです・・・(怖)
ほうれん草以外の危険葉物野菜は 小松菜、チンゲンサイ、水菜、春菊 などがあげられます。ちなみにこれらは規制緩和となったネオニコチノイド系農薬のかかっている野菜が多いのです。
日本はもっと有機栽培食品に注目すべき理由
おそらくアンケート調査をして7割の関心のない消費者はこの恐ろしい事実を知らないでしょう。そして「健康によい」「安全である」と思っている3割の人のうち何割かが本当にこうした実態を知ってオーガニック野菜や果物を買っているのではないでしょうか。
こうした悪しき実態はもちろん公になりませんが、より多くの消費者がこの実態を知り、本当に安心で安全なものを求めていくようにならないと、日本で有機栽培された食品が増えることはないでしょう。
オーガニック食品は一部のお金持ちや健康オタクだけが買うものと思っている限り、粗悪な毒入り食を取り続けてがんなどの現代病に直結する日本人の一人になっていくことを受け止めなくてはならないのでしょう。
これをお読みになって如何受け取られましたか?もし、肥料や作物の栄養生理等、肝心の事が全く解って居ない、当世に事例の多い勝手な思い込み情報であり、読むにあたらないとおっしゃるなら、あなたは常識ある正常人であります。
何だか良く分からいが不安に思うと言うのでしたら、キーワードの硝酸塩が危険な亜硝酸に変る話、「普通に野菜を摂取するとこの基準値を殆どの人が超える危険性」、全くその心配はありませから、大いに野菜や果物は食べて下さい。
―健康な食生活のシンボルは多彩な野菜です!-WebImagesより
尚、此の話の情報源は、某「有機野菜」の通販サイトが出している 「亜硝酸態窒素の心配のない、有機野菜を食べましょう」と言う記事からであり、尚、其の危険を避ける方法として揚げられていた情報は下記の通りです。
「硝酸塩を多く含有している野菜は、ホウレン草、小松菜、チンゲンサイ、ターサイ、大根菜、水莱、サラダ菜、春菊などで、2000ppmから6000ppm(100万分の1)程度含まれています。
少ないのは、サラダホウレン草、大根、キャベツ、キュウリ、人参、トマト、ピーマン、ブロッコリー、カリフラワー、さやえんどう、ネギ、玉ネギ、グリーンアスパラガス、ニラ、ナスなどで4ppmから400ppmです。
―農水省の野菜等の硝酸塩に関する情報-より
このように、硝酸塩を多く含むグループと少ないグループではその含有量に大差があります。
この差に注目して、含有量が少ない野菜を主体に食べていれば、どんなに多く食べても許容量を超えることはありません。
さらに、ホウレン草、小松菜、チンゲンサイなどをゆでこぼせば、硝酸塩を30~45%減らすことができます。
また、露地栽培の野菜は、施設栽培されたものの半分程度しか硝酸塩を含みません。
化学肥料を使った慣行栽培の野菜より、有機栽培した野菜の方が硝酸塩は少ないので、できるだけ露地物で有機栽培された野菜を選ぶことも大切です。
このようにして、硝酸塩の多い野菜を避け、適切に調理した野菜を食べていれば、硝酸塩の許容量を超えることなく、野菜の必要摂取量を満たすことができます。」
以上ですが、尚、農林水産省HP「野菜中の硝酸塩に関する情報」で、其の点が詳しく解説されて居ますから、より詳しい事が知りたいのでしたらご参照される事をお薦め致します。
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