とうとうこの日を迎えました。 広瀬川はきょうから鮎釣りが全面禁漁となりました。
大津波による鮎の稚魚の全滅により、今年の広瀬川の鮎釣りは放流ものだけの釣りとなった今夏。 数が少ないだけ大きな鮎に育ち、引きは十分に楽しませてくれました。 詳しく調査したわけではないですが、東北地方で一番大きな鮎が育った川は『広瀬川』といっていいのではないでしょうか。 ネットで知った岩手県、秋田県、山形県の状況からいうと、間違いなく広瀬川は”大鮎の川”と言っていいでしょう。(井の中の蛙かもしれませんが)
元通りに復活するには5年とも10年とも言われていますが、来春は平穏無事に迎えられることを祈っています。
その広瀬川の夕方前の状況です。 写真をご覧ください。
中秋の名月も終わりましたが、河原の雑草は凄い繁殖力で伸び放題といってもいい感じです。 そんな中ススキはとても可憐というか奥床しさを感じさせます。 一時と比べてススキも少なくなりました。 その内、外来種に駆逐されてしまうのでしょうか。
バッタです。河原バッタと呼んできましたが、皆さんは何と呼んできたでしょうか。 大きなトノサマバッタやショウリョウバッタは見かけなくなりました。
ピンボケですが、コスモスもこれから咲こうとしていました。 そういえば山形の東根市のR48の”コスモス街道”(私が勝手に言っているだけですが)はどうなっているのでしょうか?今夏は高速道ばかり利用しているので、R48の方は分かりません。
見てください、このやせ細った広瀬川を。 痛々しいくらいです。 全てのエネルギーを使い果たしてしまったかのようです。 ここまでして鮎を大きくしてくれたのだから、改めて広瀬川に感謝です。 非常感謝
こんなに水量が少なくて、晩秋になってサケが遡上できるのでしょうか? 今度はそっちが心配になってきます。
下流域の二つの堰堤を遡上できるのかどうか。 今年はサケもそれこそ死に物狂いにならないと遡上できないのではないでしょうか。 気の毒です。
誰がしたのか水面に花一輪。いいですね。
話しは変わって、あしたから25日まで市内で「仙台オクトーバーフェスト」が開催されます。 今年は日独交流150周年記念のほか東日本大震災復興支援も兼ねています。
何のことはない、ドイツのビールまつりです。200年の歴史があるとのこと。
ドイツでは9月中旬から10月初旬までの約2週間にわたって開催され、この期間にミュンヘンには世界から650万人が訪れるとか。
今年は行ってみようかな、行って本場のビールを飲み、ソーセージを食べて来ようかなと思っています。
この禁漁が数年は続くと思われますが、次の年につながり少しずつでも回復の兆しが見えてくれば良いですね。
復活!! 広瀬川
一日でも早い復活を願い、河川環境を少しでもよくしていきたいと思っています。