鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

嗚呼、またしても広瀬川!

2017-09-05 16:30:06 | 広瀬川

 

               (午前9時30分頃)

 きょうも清々しい爽やかな秋の一日といっていいのでしょうか。 陽射しをまともに浴びると暑いですが、日陰に入ると涼しさを感じてしまいます。 そうです、私にとっては陽射しがとっても恋しい季節になっているのです。ありがたさを実感しています。

 

 きょうは小学2年生たちは遠足でした。行先はうみの杜水族館です。児童はランドセルを背負って登校しているのですが、2年生だけがリュックサックを背負っていました。大体は楽しそうな感じでしたが、全くいつもと変わらないような子もいました。

 

 そしたらきょうの地元紙の夕刊に載っていました、2年目の水族館と1年目の水族館の来客数の比較です。 2年目(2016/7~2017/6)の入場者数は118万2200人で、去年よりも70万7200人も減少しているそうです。

 

 すごい数字ですよね。1年目の入場者は189万人もいたということですか。それが一気に71万人弱もへってしまうなんて、客商売としては非常にまずいですよね。経営を見直さなければいけないでしょう。

                       

 いろいろ分析してるようですが、とくに年間パスポートの落ち込みが甚だしいようです。約半分になっています。1回見ただけで満足し、2回目以降の来館につながっていないということですね。これでは拙い、非常に拙いです。こういう施設はリピーターがどれくらいいるか、いかにしてリピーターを増やしていくか、それが肝心なところです。

 

 思い起こせば私も1回しか行っていません。年間パスポートを最初は何とかして買おうと思っていたのですが、1回行ったら買う気がしなくなりました。まあちょっと遠いということもありますが、それ以上に足を運ばせる”魅力”がないということに尽きます。

 

  一応何でも万遍なくあるのですが、ただそれだけで核となるものがない、あっても弱い。引き付けるものがないのだなあ。全てが中途半端ということに尽きますか。魅力に欠け、中途半端、これですね問題は。仙台市政にも通じるところがあるようです。

 

 企画や展示に新機軸を打ち出そうとしているようですが、あくまでも中心は魚でしょう。魚あって野水族館です。もっともっと三陸の海にすむ魚に拘るべきです。特色を出すべきです。もちろんこんなことは関係者はとっくにご承知でしょうが、中心となるべき魚が不在というのは痛いです。 

          

 

 そこいくと鶴岡の加茂水族館は素晴らしい!!クラゲに見事に特化して充実発展しています。加茂水族館ならもう一回行ってみてもいいなあと思います。じっくりゆっくり見学したいものです。

 

 (今朝方河原でなにかの撮影を行っていました。)

 

 私も7月と8月に映画の撮影がありました。二つとも印象に残る映画となりそうです。

        

 詳しくは書けませんが、酔客としてはいままで最高の演技ができたと思っていますし、はじめてかつら・服・全身メイクを経験し、初体験のこともありました。

 

 単なる通行人ではなく、自分でない自分になれるというのが何と言ってもいいです。

       

 ここから本題です。午前10時30分過ぎ頃川に入りました。 怠け者故、例によって近場を選び中洲の向かい側を下流に向けて水際をあるきました。ここは岩盤が広がっています、この頃は苔が着きはじめて、少々滑るようになっています。

 だから重々承知して歩いていたつもりなのですが、滑るという意識が全くないまま、ものの見事にすってんころりん。青空と直に対面しました。まわりに小石等がなくて本当によかったです。頭大の石が転がっていたりしたら最悪です。体も竿も無事で何よりでした。曳舟とオトリ鮎も大丈夫でした。

 そしてもっと下って、この前それなりに大きい鮎が掛かった岩盤底に石が入っている急瀬に陣取りました。竿はオリンピックのインテグラ鮎急瀬90です。この竿はとっても硬くて、大きなおもりを咬ませて急流に沈ませるのに適しています。

 おもむろに竿を引き出します。#1つまり芯竿を出して、#2に引っかけます、いい方が悪いな、#1を伸ばして#2の先で少し回転させて止めるわけですが、その時なぜか左手の親指と人差し指とで#1の接続部分を強く握ってしまったようです。

 

 きゅうにそこがヘナヘナというかペチャクチャというか、丸くて硬いはずなのになぜか潰れてしまったのです。やばい!しまった!と思っても後の祭り。もう元には戻りません。でも伸ばした限りでは何ともありません。

                          

 もうこうなればどうなってもいいやと思い、そのままオトリを付けて急瀬へ入れましたが、若しも掛かったらどうしよう、折れることは間違いない、問題は折れても回収できるかどうかだ、何てことを考えながら竿を出しているわけで、これでは掛かりませんよね。

 

 20分くらいでここを後にして、いつもの澱橋の上流の瀬へ向かいました。いつものようにいつものところを泳がせます。そのうち根がかりではなくてエビになったので手もとに引き寄せようとしたら#1が90度に曲がってしまいました。折れたのです。パキンとではなく、クシャとなってしまったのです。

 それで納竿です。竿が使えなければ釣りになりません。これで今年は2回目の竿の破損となりました。シモツケとオリンピックと。ついていません。転ぶは折るはで最低の9月の鮎釣り日和となりました。

 (すみません。ここで一旦アップします。)

  いったん帰宅して、竿をがまかつのビンテージVⅡ引抜急瀬90にしました。ついでに軽い早目の昼食として菓子パンとバナナを食べてきました。そして午後からは牛越橋から下流広瀬川が大きく左に曲がるだだっ広くなった平瀬に入りました。

 

 この平瀬のすぐ下流には岩盤底の急瀬と荒瀬が続きます。そこに友釣り師がひとり入っていました。私が準備してオトリを泳がせていると、下流の彼は竿を大きく曲げていました。私の方は1匹も釣れていないのにその間もう2匹目です。

 

 上の写真の右岸側でようやく1匹掛かりました。12時5分くらいかな。

  結構いい型です。

 2匹目はその30分後でした。 より右岸へチ近くの急瀬付近でした。

                    

 その後この右岸へチの急瀬を釣り下ったのですが、いい感じなのになぜか掛かりません。いないはずはないと思うのですが。

 そしたら下流の人がもう十分と思ったのか竿を畳みました。だから上流から入らせてもらいました。 こういうかなり流れの早い瀬です。 

   

 入れてすぐに掛かりました。じっと耐えて左岸へ導いて引き抜きました。オトリを代えてまた同じ付近を泳がせたらまたもや強い当たりがあり、最初は右岸へ、次に流れに乗って下ろうとしましたが、何とか抜くことができました。 この時の2匹の写真は撮っていません。悪しからず。

 この時点での集合写真です。

 

         

 上流を見たら入りたかった急瀬には空白となっていましたので、そこに向かいました。 何か7月の流れとは異なっている感じです。流れが速く急なものになっているようです。

 

 上流側 

  下流側

  でも全く追わないのです。そのうち下流にガラガケの人が入りました。そして瞬く間に2匹を掛けていましたので、それを見て納竿することにしました。正直いえば結構寒くも感じたのです。太陽が当たっていれば暖かいのですが、日陰に入ると涼しくなります。

 これからは暑いのは我慢することにして、ゴアテックスのカッパを羽織って行こうかと思います。 水温は22度でした。水温よりも日陰に居る時、時折吹いてくる川風の方が涼しく感じました。 そして川底の石はかなり滑るようになってきていますので、十分お気を付けください。    

 ということで後半戦では何とか4匹を取り込んで、オデコは免れました。ホッとしています。それにしても物の見事なスッテンコロリン、そして竿つぶし(折損)、これも加齢に伴うものでしょうか?そういう理由にしておけば少しは自分を慰められるということですね、悲しいことです。

 

 きょうも長くなりました。こういうことはいつまでも続くことはないでしょう。

 

 

 

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