きょうもまるで梅雨空という感じ。 まあ大型台風が近づいてきているようですし、前線も刺激されて不安定な天気にならざるを得ないようです。
(午後3時半ころ)
それにしても気温が低すぎます。25度くらいになって欲しいです。 今週末はそれくらいに上るような予報でしたが、果たしてどうなることやら。 24日25日の土日は町内の一番のイベントである縛不動尊のお祭りとおまつり前夜祭がありますので、何とか雨にはならないで欲しいものです。
(雨の中の除草作業、ご苦労様です。)
ここの分流に食事に来るあゆを何とかしてルアーで掛けてみたいですね。
きのうの続きで、18日のたった一人の最上川紀行ならぬ釣行です。 きのうは午前中の、上流の平瀬と下流の急瀬での鮎との格闘シーンをご紹介しました。今でも思い出すと悔しさが湧きでてきます。
午後は12時15分から13時15分の一時間の鮎釣りとなりました。何としてもツ抜けをしてやるという強い石ではなく意思があれば、時間は掛かったでしょうが、ツ抜けは可能だったと思います。
でも極力無理はしないように、なるべく疲れは残さないようにと心掛けているし、お土産を買わなければいけないし、何よりも疲れて運転が嫌になってしまったら大いに困りますので、ひとりの場合はなるべく早く川から上がって帰途につくようにしています。
「安全に釣りを楽しむ」心掛けが初老の身には必要だと実感しているからですが。 面白くないなといえばいえないこともないです。もう老い先短いのだから、一期一会の精神で、きょうの日に全身全霊を打ちこめと言えないこともないのですが、体力が衰えると気力も衰えます。
こんな愚痴なんか聞きたくないですよね。失礼しました。
午後も同じ急瀬と荒瀬を攻めました。写真ではそうは見えないようですが、押しは強いのです。
すぐには掛かりませんでした。午後の1匹目(累計で7匹目)が掛かったのは12時35分頃です。
⑦-1
背掛かりです。
⑦-2
8匹目は12時48分頃
⑧-1
⑧-2
あまり大きくは無かったです。 そうそう午後からは午前中に使ったナイロンの0.35号の水中糸を交換しました。ハナカン周りが何回かチリチリになったりしたもので。 フロロの0.4号にグレイドアップです。
これでもう怖いものなし!ということなのですが、早々掛かるものでもありません。というか午前中にも書きましたが、掛かることは掛かるのですが、瀬での釣りでは鋭角釣法にはならず、流れに対して竿を90度の直角近くにするとどうしても水中糸やオトリ鮎は下竿気味になってしまいます。
おまけにこの場所は左岸側が浅くゆるやかな流れになっているという訳ではなく、瀬が続きますし、低い木の枝や草が川に覆いかぶさっているしで、下流に持って行かれるともう大変なのです。 何回涙を飲んだことか!!
そして水中でのバレも多発してしまいました。 おっ来た!と少し竿を絞ってから立てるのですが、立てると抵抗がスーと消えていってしまうという悲劇も繰返されました。まあ本当に上手くいかないものです。だから楽しいとも言えますし、腕を磨いてやろうとも思うのでしょうが。
掛かりが浅いこと、と 特に背掛かりの場合下流に下られると流れの抵抗も加わって抜こうと必死になっても抜けないこと、反省点ですが、帰宅後に気がつきました。 合計で15、16回くらいは掛かったのだから、そういう時は”チラシ”バリか”ヤナギ”バリにすべきではなかったのか?!と。
さらに、タモで受けようとはせずに那珂川抜きで後方に飛ばし、それから流れてくる2匹のアユを取り込むようにすべきではなかったか。 ほんのたまに飛ばしてみたりはしたことがあるのですが、まあまったく自信はありませんね。 今後の課題です。
両手2本の手で鮎の抵抗を受けるのと、両手ではあってもタモを持っている両手では力の入り具合も微妙に異なってくるのではないかな。ましてやタモで受けるとなると、タモが届く範囲に2匹の鮎が飛んでくるように調整しなければならなく、必死に耐えながらもいろいろと考えなければならないということはニンゲンにとって不利なのかもしれません。(お前はそんなに馬鹿なのか!?という声が聞こえそうです。)
とくに18日の納竿という気にさせられた掛かり鮎との死闘は、返す返すも悔しく残念なことでした。水深のある流れの中で掛かり、対岸へ逃げようとするのをなんとか持ちこたえ、瀬の中を少しでも左岸寄りにと引き寄せてきましたが流れに乗ってしまい、どうしても浮き上がってきません、引抜ができません。これ以上引きずられたらもう引き抜けなくなると覚悟をして、瀬の中から必死の形相で(多分?)抜こうと踏ん張り続けたのですが・・・・・。オトリ鮎だけの大ホームランとなってしまいました。 悔しかったですねえ。一気にどっと疲れとため息が出てくるものです。
でも十二分に楽しめた18日の鮎釣りでした。アユに、最上川に感謝です。 お土産はこういうものです。全て一番安いものばかりです。 でもぶどうは甘いですよ。
鮎はもっと大きかったのになあと思うのですが、・・・・・
まだまだ若くて追星もくっきりです。釣り上げてもさびは全く入りません。しかも急瀬にいるのです、この時期に関わらず。 天晴ですね、最上川の鮎は。
一日置いて下の写真のように3枚に卸しました。 フライにして食べようと。立派な身ですね。こうやって見ると鮎の切り身とは思わないでしょう??
そしていつもは捨てていた鮎の残りの部分。もったいないと思って、みそ味でアラ汁にしました。奥方がいろいろ手を加えてくれて、まったく臭みのないあら汁になりました。
そしてきれいにおろした鮎の身はこのようにフライに仕上がりました。