鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

髙橋祐次 in 天降川 ・続

2016-12-15 13:55:42 | お知らせ

 朝方は寒さが厳しかったあ~・・・・。 いやあまったくもってもう立っているのが辛かった!!でも元気な子どもたちの顔や声、動作を見ているとほっとします、うれしくなります。 元気な子はまだ半ズボンですし、手袋をしていない子どもも何人かいました。

               (午前9時10分過ぎ)

 

 その後時間の経過とともに陽が差してきて、日当たりの場所は暖かくなるのですが、それは私がいなくなってからのことです。 夏は陽が差し、冬はまったく陽が差しません。皮肉ですね。風がなかったから助かりましたが、両手の冷え込みはちょっと厳しかったです。

                 

        (辛うじて水は流れていました。)

 

 ここ何年も見たことがない光景に出合いました。この前は白鳥(多分)の群れ(7羽)での飛来をたまたま目撃しましたが、今朝はやや小さい旅客機(? 胴体の左右にエンジンが付いている飛行機)がかなりの低空で北東方面から東方面に弧を描きながら飛んでいきました。

               

 

 普通の旅客機ならこんなにも低い上空を飛ぶはずがありません。飛行場が近いわけではありませんので。 もしかしてロシアのプーチン大統領の専用機?なんて一瞬思ったりもしましたが、午後山口県に到着とかですのでそんなわけはない。それとお昼のワイドショーでみた大統領の専用機は両翼の下に二つづつのエンジンが付いていました。

 

 低い上空を飛び回るのはアメリカ軍のオスプレイ等の軍用機です。なんでも日本の法律では150メートル以下の飛行はできないそうですが、アメリカ軍は何でもできます、60メートルでもOKらしいですから。

 沖縄県でまたしても未亡人製造機といわれていた(る)オスプレイが海に落っこちました。日米の首脳は「不時着」だと言っていますが、機体の損傷具合から、どうみても「墜落」が正しいようです。ここでも言い換えて責任逃れ、責任の度合いを少なくしようという魂胆が読み取れます。 「戦闘」を「衝突」と言い換えていますし。

 何にしても日本国内での事故なのに、日本の警察は事故現場にさえ近づけません。遠回りにして日本人等の侵入を規制するのが日本の警察の役目ですから、一体どこに日本国の主権があるのやら・・・。こうう状態をほったらかしにしておいて、日米同盟は強固だとかいって自画自賛しているのですから、その能天気さにあきれます。

 超低空を飛行するのはこういうものに任せるべきです。

           ピンボケですみません。

 

 

 「鮎2016」ですよね。 私の好きな髙橋祐次が、九州は鹿児島県の天孫降臨の川、天降川(あもりがわ)での大鮎釣りに挑戦しました。時は、時は元禄十五年12月14日、きのうは赤穂浪士の討ち入りの日でしたね。3,4日前に吉良邸討入りの実況中継を古館一郎がやっていましたが、結構面白かったですね。後半しか見なかったけど。

 吉良側は屍累々なのに、赤穂側は死者はなしですから、えらい違いです。夜間だということ、吉良側のひとりに対して3人で立向うということであれば、普通負けませんよね。「四十七人の刺客」では、赤穂浪士側は全員鎖帷子を身に着けていたといいますから、重くて動きは鈍るでしょうが、切られても顔面でなければ打撲で済みます。

 最初の考えでは浅野家の菩提寺泉岳寺に行く気はなく、近くのお寺で済まそうとしていたとか。でも寺側から断られたため雪の中十キロも歩いて泉岳寺へ行く羽目になったようです。

 一人に対して三人で立向うというのは幕末の新選組の戦い方を思い起こさせますね。新選組の薩長のテロリストとの戦い方も基本的には大人数で立向うというものでした。池田屋事件はその余裕が全くなかったわけですが。   脱線しました。

 髙橋祐次が竿を出したのは、晩秋というべき10月21日と22日でした。しかも聞いたことのない鹿児島県の河川です。何よりも驚いたのは、漁協はあるのですが、鮎釣りには年券しかなく、日釣り券がないということ、しかもその年券の料金がたったの500円ということ、さらにオトリ鮎が1匹これまたたったの200円ということに、ただただ驚き口あんぐりでした。

 

 川は漁協があるので一応は放流事業もやっているようですが、ほとんどは天然ものだそうです。放流事業にお金を掛けなくていいから、年券やオトリ代が安いのでしょうね。ということはどこの河川でも河川の環境さえよくすれば、毎年天然鮎が一杯遡上してくることになるはずですし、そうなれば日釣り券も(年券も)オトリ代も安くなるのでしょうが。

 川の堰を遡上しやすいように工夫すること。 晩秋には産卵床をきちんと整備すること。 川漁師の存在しない川では、投網は全面禁止とすること。 できれば鮎は友釣りを中心とし、専用区をたくさん整備すること。 上流にダムがある河川では水量の調整をまめに行うこと。 バスやブルーギル等の外来魚を根絶すること。  これだけでもかなり環境はよくなっていくと思うのですが。

 

 髙橋祐次の釣りには欠かせないものがあります。常について回るもの、そうです、”雨” です。祐次は”雨男”なのです。 ロケに行けばどこであっても雨が降ってくるのです。今回もそうでした。 でも祐次にはもう一つの特徴があります。

  そうです、「笑い」です。

                      

 常に大きな笑い声が絶えません、どんな時でも。

 

                             

 

                            

  

 

 惜しかった!30.1センチです。これでは正確には尺鮎とは言えません。30,3センチなければならないのです。 やはりさびが入ってきます。

      

 

 

                       

  

 こういうところです。

 

 最後の最後に盛大なショーが待っていました。まさかまさかの展開となったのです。こういうこともあるのですね。 釣りをした場所は海から10キロ以内、8キロ付近とか言っていましたが、それを証明するような事件、まさに事件と言ってもいいかもしれません。

 こんなものを釣り上げてしまったのです。私もかっては白石川で巨大なアメマスを友釣りで掛けたことがありますし、二ゴイとの戦いは何回も経験しています。今年は最上川でバスも釣りました。 でも髙橋祐次が掛けたものとは、これです。

  シーバスです。

                 スズキです。  

   

 掛かった時は何かおかしいといいながら付いて行きました。鮎か、鮎じゃないのかも、大きい尺鮎か、いろいろ言いながら取り込もうとします。橋の上からスタッフ?の声でナマズなんていう言葉も入りました。 でも掛かったのはこんなに大きいシーバス(スズキ)でした。

 初めての経験だそうです。いままで大きなナマズは釣ったことがあるそうですが。 

 リリースします。 

  これはハリが全く曲がっていないという証拠写真です。大物を掛けたのにかかわらず、ハリはピンとしている。 

 如何にハリがいいかということの証明はもうひとつあります。

  これです。下のハリの先に見える物は?

 そうです、鱗です。アユの鱗です。鱗を突き刺す鋭さを持っているということですね。普通は鱗と鱗の間に刺さるものですが、これは見事に鱗を刺し貫いているということです。

 

 

 冬の大鮎釣り。如何でしたか。 長くなってしまいました。ブログを10年やってきてこんなに長いのは初めてかもしれません。読んでいただいて感謝です。 楽しんでいただけたとしたら嬉しいです。 

 

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3 コメント

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行ってみたいと思いつつ… (根がかりおやじ)
2016-12-15 16:20:56
妙見温泉には出張でときどき泊まります。
温泉街のすぐ前を「天降川」が流れています。
友釣りしている方や網を打っている方も見たことがあります。
鹿児島空港からも近く、いつか竿を出してみたいと思いながらも、果たせていません。
釣りビジョンでしょうか?
番組検索して拝見します。
ありがとうございました。
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根がかりおやじさんへ (newone)
2016-12-16 06:41:13
 コメントありがとうございます。

 鹿児島空港から車で15分といっていました。それにしても今どきこういう河川があるとは驚きです。

 741CHの釣りビジョンです。いつも何回も再放送しますので番組表をチェックしてみてください。 ただ画面が荒いのが玉にきずです。

 ありがとうございました。これからもよろしくお願いします。
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Unknown (地元の者ですが)
2016-12-16 12:51:47
天降川で釣りをしている者です。
漁協の収入源は稚鮎を採捕し、育成等をして他県の漁協などに販売しているものが主です。
500円の鑑札で運営できるはずがありません
その鑑札すら買わない不届き者も少なくない。
(私は何回も持っていない者にルールくらい守るよう言った)
水中の真実は分からないが、今鮎がたくさんいると言う人はいない。


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