寒い一日でした。 予報では最高気温は4度か5度で、ところによっては雪が降るかもといいうことでしたが、降りました。 といってもずーと降りっぱなしというわけではなく、午前10時30分ころから、降ったり止んだりという具合でした。
雪が舞ってるのがお分かりでしょうか。 梅と細かい雪の組合せです。
当然外に出る気が無くなります。 といっても午後からは河原を歩いてきました。 いつもは子どもたちの元気な声が響き渡っているのですが、河川敷にはだれもいません。犬の散歩者も見当たりません。 3,4人が堤防を散歩しているだけでした。
寒いですが、楽天の試合はあったかいです。今9対0ですか、完勝と言ってもいいくらいなのですが、なんで9回にピッチャーを変えたのか? 解せません。 折角の完投寒風ならぬ完封試合が達成されようとしていたのに最後の最後に変えてしまう。 オカシイ! 納得いきません。 星野監督は時々こういうことをするので、個人的にはあまり好きではないのです。 ほら言わんこっちゃない?!今1点を入れられてしまった。 完封はおじゃんになった!!美馬を変えなければこんなことにはならなかった(はずです。)。監督の采配ミスです!!、これは。
(心を落ち着けて) 河原の水仙もようやく咲き始めました。
まだこういうつぼみの状態のもあります。
つぼみといえば堤防の桜はこのような状態です。
ちょっと今日の天気は寒すぎました。
水仙といえば、この前読んだ本「沈黙の海」(著者:菊田 郁 、 発行所:潮出版社)にこんな詩がありました。 この「沈黙の海」は副題が””2011.3.11 東日本大震災 追悼特集””となっています。
≪ 今結構な揺れが感じられました。 この頃あまり大きい地震は起きていないなときのうも妻と話しをしたばかりですが。 地震が起きていないなという話しをすると決まって地震が起きるのですが、やはりそういうことになりました。 ≫
その中に 「水仙の花」という詩があります。
ある日
花が咲いた
土台だけが残った庭に
水仙の花が咲いた
海はうそのように凪いでいる
かもめは
高く高く
輪を描いている
昨日まで
たくさんのいさかいがあった
たくさんの悲しみも
たくさんの涙もあった
だが
それ以上に
支え合う家族がいた
たくさんの笑いと
たくさんの団欒があった
今は何もない
何も残っていない
家も人も町も消え
思い出も
悲しみも 涙さえも
海の底に沈んでいった
何もない庭に
水仙の花だけが
春の風に揺れている
「沈黙の海」は税込みで1,050円です。 簡潔な言葉で語られていますが、それだけに読む者の心を打ちます。 読むことをお勧めします、3・11を忘れないためにも