卒業
2007-03-15 | 日記

卒業シーズン到来ですね。
来週あたりには袴姿の女子学生と街や電車ですれ違うかな。
華やいだ雰囲気と春のおとずれに心が軽くなってくるようです。
卒業と名のつく曲はたくさんある。
尾崎豊、斉藤由貴、菊池桃子の「卒業」。
その日はきっとあっけなく、あまり感慨もなく終わってしまったのか
もう記憶も曖昧だけど、やっぱりドラマがあるからでしょうか。
節目みたいな。
卒業というと連想する曲。
オリコンによるリサーチによると
ユーミンの「卒業写真」が10~30代の総合1位にランクイン。
たしかにあのメロディはなんともいえず心に残る。
私は松田聖子の「制服」が浮かぶ。なぜか。
別にクラスに好きな人がいたわけでも、女子高だから学ランのボタン
もらったわけでもなかったけど。
今の子たちは第2ボタンをください、なんて習慣ないんだろうなあ。
英語でいうGraduationの語源はラテン語の「gradus(階段、段階)」
に由来するという。
1年生から階段を昇ることと、成長をしながら次のステップへと
さらに上昇する意味合いが込められているんだろう。
「卒業」は「業を終える、修める」という意味で、そこでいったん完結
しているイメージがあるが、そのニュアンスの違いが面白い。

以前もふれましたが、アルクでは今年も字幕翻訳コンテストを開催。
今年の出題は映画「バベル」から。
字幕の翻訳って想像するよりずっと難しいのでトライしてみては。
大御所なっちの「~かもだぜ。」とかが頭から離れません。
かもだぜ。
日常では絶対使わないなぁ。
大御所なっちに作品が集まりすぎてやっつけになってることも
あるのかな。信じたくないけど。
優れた翻訳家は沢山いるのだから、もっと分散させればいいのに
なっちが訳せば映画に格がつくと思ってるのカナ。
字幕翻訳の世界は相撲番付みたいに、ほとんどの人は
前頭にもなれずに無名で終わる。
結構閉鎖的なイメージがあります。
脚本家が何年もかけて書いたスクリプトを数日で、
しかも他国の言葉に直すこと自体、相当無理がある作業なんでしょうけれど。
袴きま~す!!ひひひ
Sallyは袴が似合いそうです。
今度写真見せてください!