村田製作所は23日、同社のテレビコマーシャルなどで活躍している自転車型ロボット「ムラタセイサク君」に続く一輪車型ロボット「ムラタセイコちゃん」を開発し、京都府長岡京市の本社でお披露目した。
姿勢の傾きを検知する部品の搭載で倒れずにバランスを保ち、その場に立ち続けたり前進や後退ができる。正面に埋め込んだ超音波センサーによって、かざした手などと一定間隔を保って走行することも可能という。
高さ50センチ、重さ5キロで走行速度は毎秒5センチ。セイサク君の年下のいとこで、幼稚園の年長組という設定。同社によると、一輪車を運転するロボットは世界初という。
開発期間は半年程度で、費用は4台で3000万円。デザインは女性社員が担当した。