「ねこのすけ」のつれづれなるままに・・・

心地よい暮らしを求めて、あれこれ模索する日々のこと

今さら紅白

2010-01-24 10:05:43 | 私の感性(メディアからの感想)

↑息子ねこたろう(2歳9カ月)にパソコンを包囲されました(笑)
「かあちゃん、パソコンばかりやるなや!」
っていう反抗か!?

 

息子ねこたろうが珍しく早く寝てくれ、そして寝付いたときの抜け出しに成功したので、久々に自分時間の夜を満喫!
とはいえ、せっかくブログ三昧ともくろんでいたものの、夫にPCを占拠されており。
そんなときには、TVを見るか!と久々に、TVをじっくり見ました。
撮りためていた番組が貯まってきたので。

その中の1つに。
大みそかの「紅白」が。

大みそか当日の紅白の時間帯には、息子をおふろに入れさせたり、夜中に初もうでに出かけるのに、準備をしたり・・・
と結構バタバタしていました。

いつもは、「ながら」見の紅白で、録画もしなかったのですが(というか、それまで録画デッキがなかった我が家・・・)
今回はスーザンボイルさんが出演されていたので、それを後でじっくり見たくて、録画をしておいたのです。

大晦日からいったい、何日経っているのか。
今までも見る機会がありそうで、実はそれほどなく。
日中、ご飯を食べている間に、少しずつ見ちゃおう!と、TV(DVD)を付けると、
決まって、ねこたろうが
「えもん!(ドラエモン)」
とか
「アンパンマン!」
と激しくリクエストをしてきて、それを無視して紅白を見ようとすると、怒りまくるので(泣)
「日中のTV=子供のもの」
と諦めです。

夜は夜で、TVの画面より、PCの画面を見ている方が多かったり(汗)

やっと、満を持しての「紅白」です(笑)

紅白の特に後半戦は、歌唱力のある方ばかり、聞かせどころのある歌が満載で。
見ごたえがありました~。
感動ですらありました。
他の音楽番組とはまたちがう、どんなに大ベテランの歌手であっても、緊張するという、「紅白」ならではの空気感。
TVを見ているこちら側にも、それが伝わってきました。

ねこのすけが印象に残った歌。いくつか・・・(出演順に)

スーザンボイルさんの清らかな歌声。

徳永英明さんの、切なくなるようなハスキーボイス、そして変わらぬ歌唱力。

アンジェラ・アキさんの「手紙」は、老若男女歌える名曲になってきましたね。

ゆずさんの「逢いたい」という歌は、北川悠仁さんの、亡き父に捧げる歌だったんですね。
歌詞の由来をこの紅白で知って、歌詞(テロップ)を見ながら聴き入っていたら、じわっつと涙が出てきました。
「もう1度逢いたい・・・」
いつもいてくれて当たり前だと思っていた家族。
でも、「別れ」は必ずあるものなんだと。
自分自身の親を想い。
そして、息子が成長して、親を見送る立場になったとき、
「もう1度逢いたい・・・」
と思ってくれるだろうか・・・?と。
今後の子供の成長ぶりにまで思いを馳せてしまいました。
特に、「血のつながった」家族というのは、生まれたときからそこにいたから。
「出会い」
というようには考えていなかったのだけれど。
息子を産んでから。
確かに、自分の体の一部で、自分の体の中で育ち、自分のお腹から産み出すのだけれど。
自分の体の一部のように思える我が子でも
「人と人との」これは「出会い」なんだと、感じていました。
「この母を選んでくれて、やっと出会えた。ありがとう。」と。
そして「出会い」には「別れ」もあるんだ。
今は、母子べったり、密着していても、
「別れのときが来る」
と思ったら、涙が溢れて止まりませんでした。

2009年の紅白のテーマでもある「歌の力」。
「歌の力」で、こんなにも、「想い」が巡ってしまうとは思いませんでした。

↑画像は、今回の記事の内容とは関係ありませんが・・・
「カクタス」、デジ一で撮ってみました。

そして、続き・・・

矢沢永吉さんの、サプライズ出演。さすが、貫禄だなぁ。

コブクロさんの歌唱力とハーモニーはいつ聞いてもしびれるなぁ。
「STAY」は、見ていたドラマ「官僚たちの夏」の主題歌でもあったので、ドラマの場面も思い出しました。
見ごたえのある「熱い」ドラマだったなぁ。

絢香さんは、若手でもかなり歌唱力があって。これからの活躍を期待していたのだけれど、引退とは、非常に残念です。
「最後の歌」と思いを込めて、熱唱されていたのが、すごくじーんときました。

紅組のトリ。ドリカム!
「その先へ」
という歌に、またやられてしまいました。涙が溢れて止まりませんでした。
吉田美和さん、たしか、夫に先立たれているんですよね。
深読みかもしれないけれど、吉田美和さん自身が作詞された、この歌の歌詞が、
吉田さんの「魂の叫び」のように感じられて。
「苦しいもがきの中から、絞り出すように生まれてきた歌」のように思えてなりませんでした。
苦しさも体験し、でもその中からまた、「その先へ」向かおうとする力強さが、歌詞、楽曲、歌唱力・・・まさに「歌全体」「魂全体」で表現されているように感じ、勇気やパワーをもらいました。

紅白をあらためて、じっくり見ると。
歌ってハートなんだなぁ。
心からの歌って、心に響くものなんだなぁ・・・
とあらためて思いました。

 

今さらながら。紅白を見ての、ねこのすけの「想い」つれづれでした。

 

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ゆうみ)
2010-01-24 14:56:59
紅白・・・いつから見てないんだろう??結婚するまでは大晦日は友人たちと過し、結婚してからは、旦那にチャンネルの主導権があるので、ガキの使いを見て・・・(笑)。TVで紅白の司会や出演者が話題になっていても、自分には関係のないことと思っていたのですが・・・。

ねこのすけさんの記事を読んで、見る人が見ればこんなにも楽しめるというか、感動に値するものだったんだーということを、恥ずかしながら・・・初めて知りました。(ねこのすけさんの視点&文才も素晴らしいッ。)

ゆず&ドリカムのお話、読んでいて私もウルウルしちゃいました。歌詞を読んでいるだけでもやばいのに・・・あの圧倒的な歌唱力で聞いちゃったら・・・間違いなく泣いちゃいますよね。

来年の紅白・・・私も余裕があれば是非見たいな~と思いました。

それから、カクタス・・・バックの白と目が覚めるようなピンクのコントラストがとても美しいです!
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Unknown (ゆうみ)
2010-01-24 21:18:08
「来年」ではなく「今年」の紅白でした~。そそっかしいったらありゃしない~!失礼しました・・・(^_^;)
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ゆうみさんへ (ねこのすけ)
2010-01-25 11:24:09
紅白、私も今まではじっくり見たことがありませんでした。作業をしながらの「ながら見」で。
一時、紅白も飽きたなぁと思ったときもあったり。
でも、今回、たまたまゆっくり見てみたら、思いがけず感動してしまいました。
歌詞がテロップで出るので、その歌詞の意味を感じ入ってしまったり。
妊娠中だから、感情移入しやすかったのかしら?涙もろくなってますね。
いつか、会場で生で見てみたい・・・なんてことも思ってます(笑)

カクタス・・・花びらの鮮やかさが、白壁に映えるんですよね。
カメラ音痴の私でさえ、デジ一で撮ると、いい感じに仕上がるので、感動してます!
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