「ねこのすけ」のつれづれなるままに・・・

心地よい暮らしを求めて、あれこれ模索する日々のこと

アラフォーとひとくくりにされましても・・・

2009-06-28 14:00:11 | 私の感性(メディアからの感想)


↑画像は今日の「お題」とは一切関係ありません(笑)
ウチの夫がベランダ菜園で育てているミニトマト「アイコ」。
食卓に載せるには、まだ収穫量が少なく、不足分をスーパーで買おうとすると、悲しい顔をする夫。なので、今時期、トマトを買うことができません・・・(ミニトマトでなく、大きいトマトを買うことにしている)


 さてさて、今日の「お題」は「アラフォー」のことでしたね。
 この「アラフォー」という言葉。先日見たニュースでも使われていて(アラフォー世代の消費に経済界は期待しているとか、そんな内容のことだった)、なんだか色々と感じることがあって記事にしてみました。


 まず、この記事を書いている、ねこのすけの年齢なのですが、今までも、ブログの中ではっきりと年齢を書いたことがないことに気が付きました。そして、自分でもオブラートに包むように?「四捨五入するとアラフォーだよ」なんて他の人のブログのコメントに書き込んだりしてきました。
 まあ、隠すまでもないので公表しますが、1972年生まれ。今年37歳になるオバハンでございます。 同じ学年の芸能人に、木村拓也さん、深津絵里さん、常盤貴子さん等々がいらっしゃいます。
 37歳というと、それはもう「いい大人」と思っていましたが、自分がその年齢になっても、落ち着きがなく、まだまだ未熟な点もあるし。むしろ下の年代のしっかりした人から感銘を受けたりして。年をとれば、誰もが人間性が錬れるというわけでなく、年齢に関係なく、ほんとその人の持った「人間性」がどうか、と思いますね。

・・・で、自分でも自分の年齢(世代)のことを「アラフォー、アラフォー」と呼んでいる割りには、自分でもなぜかしっくりこないというか。(年をとることに抵抗があるということでなくて)

自分の世代を表す言葉で、自分なりにしっくりいくと感じるのは、「第二次ベビーブーム」「就職氷河期」「失われた10年」「ロスジェネ」・・・
(トーンが暗くてごめんなさい)あまり華やかなイメージではないんです。
実際ねこのすけは、バブルの頃は高校生だったし、バブルの恩恵を受けて華やかに遊んだということもなかったし・・・。
 
 一方で「アラフォー」は、ともすると「バブルの権化」的な使われ方もしていたり。(と自分には感じる)
 だから、なんとなく自分の世代を表す言葉としてしっくりこないというか。
(中には、ねこのすけと同じ年生まれでも、大学時代に、バブル崩壊直後の「お立ち台」に立って踊っていた方もいるだろう・・・だとするとやっぱり自分達世代はアラフォーでバブルなのか???)

 あ、アラフォー(around 40 の略)とは、40歳前後の世代を表現した通称で、昨年(2008年)の流行語にもなりました。
 昨年流行語を取った時点で、ねこのすけは、「1年で消える言葉かな?」と踏んでいたのですが、未だにその世代を表す言葉として使われていることが多い気がします。
 
 そもそもアラフォーという言葉の派生は数年前(なんだそうです)で、昨年その言葉のピークを迎えたとして、その時点でアラフォーの人たち、ということなら、なんとなく「アラフォー=バブル世代」的な使われ方をされてもやむを得ないのかなぁと感じます。

 でもそれから何年経っても「アラフォー、アラフォー」と言われると、当時その下の世代だったものが、数字の上だけでは四捨五入するとアラフォーに入ってくるんですけど。

 もし「バブル世代」を指してアラフォーと使うなら、そろそろ「オバフォー」(over40)という呼び方が出てきてもいいのでは?(←今突然造ってみた。めざせ、流行語大賞!?)

 第二次ベビーブームのウチらは、アラサー(around 30)ともまたちょっとニュアンスが違うのかな?(自分の中では価値観的なものがアラサーの方に近いのだが、年齢的にアラサーというと厳しいものがある・・・
 あらためて、アラフォー、アラサーという意味をネット検索していて、コチラのwebを参考にしてみました。

 ちなみにそのwebによると、アラサーは、90年代中頃に高校生で、ミニスカ、ルーズソックス世代。団塊ジュニアの次なる世代を指しているのだそうです。

 これは、テレビのコメンテータの方が言っていたのだが(だいたいのニュアンスでこの記事を書いているので、一句一句がその方の正しい発言ではないのであしからず)「アラフォーが仕事も遊びもバリバリ頑張り、肩の力が入っている感じがする一方、アラサーは、そういうアラフォー世代を見て「痛い」と感じており、肩の力が抜けた自然体というか、仕事をバリバリというより自分を大事に、家庭にも重きを置くというか、堅実的な消費傾向がある」んだそうな。

 上記のような言葉の意味からいくと、第二次ベビーブーム世代は、アラフォーにもアラサーにもどちらにもあてはまりきらない、まさに「間」の世代、(むしろアラサー寄り?)と自分は感じているのですが、どうでしょうか?

 各世代の象徴を表す言葉としてアラフォー、アラサーという言葉が華やかに使われているけれど、そうひとくくりにされても「そうじゃないんだけどなぁ」と違和感を覚えるのであります。(バブル時期に遊んだ経験がなかったひがみ?)

 こういう流行語って「言葉が独り歩きする」というか、その世代の華やかな一部の集団を指して使われているように感じます。
 戦後においても「斜陽族」とか「太陽族」なんて言葉が流行語になったりしてましたもんね。今の「アラフォー」世代にもかぶると思うのですが、60年代生まれの方たちなんか、80年代に「新人類」と言われたり「女子大生」なんてもてはやされたりして。

 まさに「アラフォーど真ん中」の年齢の人たちの中にだって、バブル期においても堅実にその時代を過ごしてきた人もいるだろうし。

 全員が全員「そのイメージである人種」ということでないことを充分に承知の上で。
個人的な性格がその世代を指すイメージに合わない違和感もあるし。

 それでも'72年生まれを「アラフォー=バブル」に当てはめるのは、やっぱり「ムリがある」ように感じるのですが・・・

 

 まあ、どうでもいいことを、ツラツラとぼやいてしまいました。
 最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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4 コメント

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Unknown ()
2009-06-28 22:35:21
私はジャスフォーです。まさしくバブルの申し子です。男女雇用均等法が根付いてきて、総合職という、男性と同じ待遇が受けられる世代。
しかし、現実は、男性と同じ仕事をし、かつ一般職の女性がやってきたお茶くみもしないと男性と同じ評価はされない・・・。それで肩に力が入ってしまったバブルの申し子達なのです。
でも、それなりにバブルの申し子の女性にとっては、キツいんですよね。それを見ていて、自分のスタイルで生きることを学んだのがアラサーなんだと思います。

意味のないことをつらつらと書いてしまいました。

えっと、コルビジェが届いたので、記事にしました!ということをご報告したかったのですが、ねこすけさんの記事に反応してしまいました。
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わかる!! (かにたま)
2009-06-29 01:34:37
同い年です(*^^)/
一応アラフォーなのかなぁとは思ってはいましたが
小さな違和感にようやく納得しました(笑)

高校生の時は女子大生ブームで、ようやく女子大生になった時には
高校生ブームで…置いていかれた「間」でしたね(^^;別にいいんだけど

バブルの頃はよかったよね~というお姉さま方を
「へぇ~」ってちょっと憧れちっくに見てたクチかもσ(^◇^;)

一応同い年の仲間たちと47年会と称してカラオケに行くことがあります。
○○年会って…オッサンくさいけど、何だか和みますよ☆
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鬼さんへ (ねこのすけ)
2009-06-29 19:50:46
鬼さんはジャスフォーなんですね!(ジャスフォーってわかりやすい!)
確かにその年代は、バブルの華やかなイメージばかり取り上げられるけれど、鬼さんのコメントで「バブルの申し子なりにキツかったんだー」と気がつきました。
均等法以降の女性の働き方(生き方)として、モデルケースも少なく、自分達が先駆者として頑張ってきた年代だったんですよね。

↓コルビジェソファ来ましたね!黒もカッチョいいなぁ。コルビジェもお値段以上に見えますよ(笑)
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かにたまさんへ (ねこのすけ)
2009-06-29 20:05:05
おおー!かにたまさんとは同じ年でしたかー!(とたんに親近感が倍
「同じ年会のカラオケ」って相当盛り上がるでしょ!(ピンクレディー、幼稚園で踊ったよ!)(小学生の頃、聖子ちゃん、たのきん、82年組アイドル真似した!)などなど(笑)

ホント、うちらは団塊ジュニアだから数は多いはずなのに、女子大生ブームと女子高生ブームの「間」になっちゃて、置いてかれた感ありー!激しく同意(笑)
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