MBAで教える「交渉術」

MBA留学先での「交渉」の授業内容を配信。といっても最近はもっぱら刺激を受けた本やMBAについて。

MBAの進路

2005-03-31 | MBA
MBAが終わって結構な時間がすぎました。
欧米でMBAを取った人たちってその後どうなるんでしょうか。

周囲の友人を見て考えても、なかなか一概には言えませんがまず四択の選択肢があります。
四択というのは、

1.元いた職場に戻る
2.ほかの会社に転職する
3.起業する
4.しばらく働かない

という感じです(当たり前か…)。

どれが多数派なんでしょうか。
たぶん2、なんですが実は結構4の人がいる気がします。

転職先を探していてなかなか見つからない、という人も当然いるんですが、
自発的失業者というか、「しばらく働きたくないもんね」な人もいます。
日本ではそういう人はニートとかなんとか言って毛嫌いされがちですが
欧米(特にヨーロッパかな)ではごく普通に見られているみたいです。

「若いうちはあれこれ迷うもんだ」、とか
「MBAで大変だったんだからしばらく休んでいいんじゃない」みたいな感じです。

似たような話はカヌーイスト野田知祐さんの「北へ」(南へだったかも?)という自伝(的エッセイ)で、
野田さんが若いときに当てもなくヨーロッパへ飛び出した時のエピソードにもあったと思います。
日本では定職につかない自分がどこに行っても受け入れられなかったけど、
ヨーロッパでは金も目的もない自分が「若いときにはいろいろあるさ」と
なんとなく受け入れられた、という感じの話で。

ある友人いわくMBAで一番いいことは、何よりそうしてまとまった時間が取れることだと言います。
そんなに休めるんだったらその通りだわな、と納得してしまいますね。

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