普通に営業している店頭で交渉するつもりなので、言い分はきっちり整理していった方がよさそうです。
二つ挙げた大きな主張の中身を考えていきます。
1.自分はその店に何度も来ている上得意客だから、たまにはお礼をして当然だ
基本的にソフトな路線です。
相手にも「ああその通りかも」と納得させて、譲歩させるのがポイントになりそうです。
だとすると、「そうするのが一般常識にかなう」という雰囲気作りが大切だと考えました。
そこで、こちらの主張をサポートする内容として、簡単な事前リサーチをしておきました。
つまり、周囲の喫茶店がどんなサービスをやっているか逐一調べて行ったのです。
スターバックスも一部やっていますが、フリークエントショッパープログラム、つまり何度も来ているお客さんには特別サービスする仕組みは結構普及しています。
スタバのように誰もが知っていてブランドが確立していればそれほど大きなディスカウントを提供する必要もありません。
が、地元の小さなコーヒーショップでは結構激しい値引きサービスを提供していたりするものでした。
例えば、あるショップでは10万円分くらいその店のレシートを集めると特別会員になれました。
特別会員は何を頼んでも会計30%オフ、しかも有効期限は永遠。
こういう具体的なネタを色々集め、
「近所でもいまどきこの位やるのが当たり前」
「まして自分はほとんど毎日このスタバに来てるでしょ」
「今まで払った金額を考えたらコーヒー一杯なんてほとんど無視できる程度じゃないの」
と攻めていくのを基本戦略にすえることにしました。
2.あまりケチなことを言うようなら、MBAの学生全体で不買運動を広げる
一方ソフトなだけでは交渉には勝てません。
話が進まない時には強気に出るネタを持つことも時には必要です。
そこでBATNAとして不買運動を用意して、交渉決裂なら皆でコーヒー買わないぞと脅すことを考え付きました。
MBA学生だけが店の客層ではありませんでしたが、数をまとめれば結構な商売になるはずです。
それに同じクラスの仲間同士なら団結して運動を起こすのもあながち非現実的ではありません。
(本当にやる気はもちろんありませんでしたが)
まあスターバックスの店員さんは皆親切なのでこの筋を持ち出す必要はあまりないかもしれませんが、念のためどんな言い回しで必要なときにこれを出すか、きちんと準備しておくことにしました。
(この話続く)
二つ挙げた大きな主張の中身を考えていきます。
1.自分はその店に何度も来ている上得意客だから、たまにはお礼をして当然だ
基本的にソフトな路線です。
相手にも「ああその通りかも」と納得させて、譲歩させるのがポイントになりそうです。
だとすると、「そうするのが一般常識にかなう」という雰囲気作りが大切だと考えました。
そこで、こちらの主張をサポートする内容として、簡単な事前リサーチをしておきました。
つまり、周囲の喫茶店がどんなサービスをやっているか逐一調べて行ったのです。
スターバックスも一部やっていますが、フリークエントショッパープログラム、つまり何度も来ているお客さんには特別サービスする仕組みは結構普及しています。
スタバのように誰もが知っていてブランドが確立していればそれほど大きなディスカウントを提供する必要もありません。
が、地元の小さなコーヒーショップでは結構激しい値引きサービスを提供していたりするものでした。
例えば、あるショップでは10万円分くらいその店のレシートを集めると特別会員になれました。
特別会員は何を頼んでも会計30%オフ、しかも有効期限は永遠。
こういう具体的なネタを色々集め、
「近所でもいまどきこの位やるのが当たり前」
「まして自分はほとんど毎日このスタバに来てるでしょ」
「今まで払った金額を考えたらコーヒー一杯なんてほとんど無視できる程度じゃないの」
と攻めていくのを基本戦略にすえることにしました。
2.あまりケチなことを言うようなら、MBAの学生全体で不買運動を広げる
一方ソフトなだけでは交渉には勝てません。
話が進まない時には強気に出るネタを持つことも時には必要です。
そこでBATNAとして不買運動を用意して、交渉決裂なら皆でコーヒー買わないぞと脅すことを考え付きました。
MBA学生だけが店の客層ではありませんでしたが、数をまとめれば結構な商売になるはずです。
それに同じクラスの仲間同士なら団結して運動を起こすのもあながち非現実的ではありません。
(本当にやる気はもちろんありませんでしたが)
まあスターバックスの店員さんは皆親切なのでこの筋を持ち出す必要はあまりないかもしれませんが、念のためどんな言い回しで必要なときにこれを出すか、きちんと準備しておくことにしました。
(この話続く)