当地コートジボワールのアビジャンで、7月11日、12日の両日、イスラム協力機構(Organisation de coopération islamique: OCI)の第44回外相会議が開催された。約50カ国の加盟国の外相が一堂に会し、政治、経済、開発などの討議を行なった。また会期中には、加盟国ニカ国間でのバイの会談も活発化した。
(RFIウェブサイトより)
OICは、1969年9月25日 . . . 本文を読む
アフリカの国の中でも数少ない、平和と民主主義が定着した国、クーデターの経験がない国、などと評されるセネガル。先日、7月30日に投票が行われる国民議会選挙の告示がなされたところ。
そんな中、7月10日(月)、不死鳥のようにダカールに凱旋(?)帰国を果たして話題になっている男がいる。2000年から2012年までの12年間、大統領の地位にあったアブドゥライ・ワッド氏である。当年とって91歳の重鎮。しか . . . 本文を読む
アフリカでのお買い物、いろいろ不便や不愉快が伴うことが多い。その一つの大きなセリフ・・・
「お釣りないよ!」
市場で、ブティックで、スーパーで、レストランで、繰り返される会話。
「150フランもってる?!」
「いや、ないよ。」
「こっちも釣りがない。」
がまん比べの会話が続く。
こちらがお釣りを諦めるか、アメやボールペンを買って帳尻を合わせるか。いずれにせよ不便。
先日、当地地元メディアの . . . 本文を読む
セネガル人の友達がやって来た!!
それはかわいいマドワゼルなだけに、テンション上がったり笑。
ランチをご馳走することになった。
「ねぇ、何食べたい?!」
なんで聞くのは客の手前、セネガル人が来たら、強制チェブでしょ!笑
ということでアビジャン一番(?!)のセネガル料理店へ。
ンボテ「サラームアレイクム、ナンガデフ?」(こんにちは、ご機嫌いかが)
お店のパトロン「アイ?!デンガ・ウォロフ? . . . 本文を読む
アフリカの辛い追憶、奴隷の歴史。今でもそれを語り継ぐ史跡が方々にある。
たとえば、セネガルの首都、ダカールの沖に浮かぶゴレ島。
今も残る奴隷の館の先にあるのは「帰らざる扉」。
たとえば、ベナンのウィダー。海岸の「帰らざる門」は負の世界遺産だ。
たとえば、モザンビークのモザンビーク島。ここからはインド洋に向けて奴隷が積み出された。
そして。
西アフリカでは最後まで征服地となるこ . . . 本文を読む
アフリカで暮らしていると、いやでも色々な国民性が目につく。いちいち行動の違いにお国柄が出る。
「人には個性があるんだから、国籍で判断するのは正しくない!」という正論もわかるが、事実としてその傾向はかなり色濃い笑。少なくとも星座や血液型よりは当たっている気がするし、これが外国人コミュニティでも面白おかしくネタとなる。
例えば、当地コートジボワールで開かれた会議での話。さすがにきょうの会議には . . . 本文を読む
きょうはポルトガル語圏アフリカの世界について。
ンボテは仏族を名乗りながら、ポルトガル語圏にも大きな興味をよせて観察している。これまで、このブログでもカーボベルデについてとか、
哀愁のラテンアフリカ、カーボヴェルデ
ビサウの独立秘話など
シネマアフリカ2013(3)~キューバのアフリカ遠征
を話題にしてきた。しかし残念ながらポルトガル語圏全般をテーマとした記事はあまり綴ってこなかったと今さ . . . 本文を読む
年二回の恒例行事、アフリカ連合(AU)の国家元首レベルの首脳サミット、エチオピアの首都アジスアベバのAU本部で7月3日、4日の予定で開幕する。
(Jeune Afriqueウェブサイトより)
毎度、重たい課題が満載のサミット。これまでも度々ご紹介してきたが、
第28回アフリカ連合総会、ここがポイント!
たまった「宿題」の答え合わせ
モロッコ、ガンビア、委員長
第27回アフリカ連合総会
. . . 本文を読む
少し前の話になるが、6月22日、フランスの文化・芸術の最高権威であるアカデミー・フランセーズは、ギニア人の作家、チェルノ・モネネンムボに仏語圏文学グランプリを授与した。
チェルノ・モネネムボは、1947 年、ギニアのポレダカに生まれる。フランスと一線を画して独立したギニアだが、初代大統領の強権の中、社会主義路線を歩む。モネネムボは1969に亡命、コートジボワールやセネガルで作家としての創作活動を . . . 本文を読む
昨日6月30日は、わが愛するコンゴ民主共和国の独立記念日であるとともに、もう一つ大切な記念日であった。
それは、これまたわが愛する、当地コートジボワールのお話。
2017年6月30日、13年に渡り当地に展開してきた国連コートジボワールミッション(ONUCI)が完全撤退となった。
この日、ONUCI総司令部が置かれてきた旧セブロコ・ホテルで、アーメド・バガヨコ内務大臣、アイシャトゥ・ミンダウド . . . 本文を読む