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4/12(土)アフリカ文学対談「チエルノ・モネネンボ×小野正嗣」~日仏学院

2014-03-26 07:30:50 | アフリカ音楽・アート・文化
日仏学院でアフリカ、ギニア出身の小説家、チエルノ・モネネンボを招いた対談が行われる。

チエルノ・モネネムボ、本名チエルノ・サイドゥ・ディアロ(Thierno Saïdou Diallo)、1947年、ギニア共和国マムー県生まれ。1969年、セク・トゥーレ独裁の暴政を逃れ、徒歩でセネガルに逃れる。1973年フランスに渡り、リヨン大学に生物化学を学ぶ。処女作は1979年。アフリカの知識階級の弱さや仏で暮らすアフリカ人の苦境、西アフリカ広域に広がる牧民、プルの文化などを小説のテーマとして描く。

2008年には、'Le Roi de Kahel'(邦題『カヘルの王』)で、ルノドー文学賞を受賞。

カヘルの王
チエルノ・モネネムボ著、石上健二訳
現代企画室 ¥2,940



彼の作品では頻繁に、アフリカ知識人層の脆弱性、フランスに暮らすアフリカ人の苦境、西アフリカに広く広がる牧民、プル族の文化、などが描かれる。作品'Le terroriste noir'(「黒いテロリスト」2012年、未邦訳)では、フランスでレジスタンスの兵士として戦い、ドイツ人に銃殺されたプル族の英雄の生涯を描き、アマドゥ・クルマ賞とパラティン歴史小説大賞を受賞。2014年には最新作'Peuls'の出版が予定される。



対談のお相手は小説家で、現代仏語圏文学研究者の小野正嗣氏。日本ではあまり知られていないアフリカ小説と世界観。アフリカ人性の主張。滅多にない貴重な機会、ンボテも参加予定。ぜひ足を運んでみてはいかが?


■イベント情報------------------
「対談:チエルノ・モネネムボ+小野正嗣」

日時:4月12日(土) 16:00 - 18:00
場所:アンスティチュ・フランセ東京 エスパス・イマージュ

入場無料
フランス語/日本語(同時通訳付)
詳細はアンスティチュ・フランセ東京(03-5206-2500)まで。

アンスティチュ・フランセ東京ウェブサイト


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