アフリカ独立を築いた偉人たちのポートレート

いつもお邪魔するアビジャンの大きなショッピングモール。通り抜けのホールで、こんな展示が行われていた。

アフリカの独立の歴史をを支えた偉人たち


ホールにはたくさんのポートレートが。これ、全部写真じゃなくて、絵画である。

まず当地コートジボワールの建国の父、ウフェ・ボワニ初代大統領。カリスマの裏には'Françafrique'を支えた影も。


こちらはセネガルの初代大統領で文豪、レオポルト・セダール・サンゴール。


コンゴ独立の偉人でありアフリカの英雄、パトリス・ルムンバ。


フランスと離別し「貧困の中での真の自由」を選んだギニアのセク・トゥーレ初代大統領。現実は貧困の中での不自由でしかなかった。


アフリカの「チェ・ゲバラ」、ブルキナファソの革命家トマ・サンカラ。


ギニアビサウの独立闘争を闘っアミルカル・カブラル。





この展示を眺めていたら、そういえば以前、マリの首都バマコを訪問した際、軍駐屯地の壁にひたすらアフリカの独立と初代大統領たちのポートレートが描かれているのを思い出した。



タンザニアのジュリス・ニエレレ。


チャドのフランソワ・トンバルバイ。


ガーナのクワメ・エンクルマ。


リベリアのウィリアムズ・トゥブマンとトーゴのシルバニュス・オランピオ。



偉人たちの中に、あれ？という人も。


いや、白人たちの支配に反旗を翻した英雄。アフリカから見たら偉人なんだ。

アフリカ独立と闘争の歴史がフラッシュバックする展示だった。

（おわり）