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ぶらぶら★アフリック

アフリカ・プロモーター、ンボテ★飯村がお送りする100%アフリカ仏族ぶらぶらトーク!

日刊工業新聞に寄稿しました〜コートジボワールの現場から

2016-10-21 07:30:56 | アフリカビジネス
10月7日付の「日刊工業新聞」にンボテのミニ寄稿が掲載されたみたいです。 題して「コートジボワールの現場から〜力強い経済成長を後押し」。 象牙の軌跡といわれた高度成長。内戦への凋落。 そしていま、不死鳥のように高成長を達成するコートジボワール。そんな現場について少し書かせていただいてます。 記事は著作権の関係があるのでチラ見せですみません。 略歴もこんな感じ。 タイミング悪く入稿ま . . . 本文を読む

アフリカの航空事情(15)〜北米・西アフリカ線をめぐる攻防

2016-07-26 07:30:00 | アフリカビジネス
先日、当地コートジボワールのトゥーレ運輸大臣は、北米へのダイレクトフライトを就航させる交渉が順調に推移しており、2017年までに実現したいとの意向を明らかにした。 西アフリカのフランス語圏から北米へのダイレクトフライトは、全てセネガルのダカール(レオポルト・セダール・サンゴール空港)経由。南ア航空のワシントン・ダレス便が週3便、デルタ航空のニューヨーク便が週3便である。 (デルタだらけのアトラ . . . 本文を読む

なんか影響ナイラ?〜ナイジェリア通貨切り下げのショック

2016-06-27 07:30:01 | アフリカビジネス
週頭から下手なダジャレで失礼ながら、今週のブログも月曜日、Lundi Business でスタートすることにしよう。 英国のEU離脱ショックでかすみがちだが、先週来、西アフリカを駆け巡っている大きなニュース、ナイジェリア通貨、ナイラの実質切り下げ措置。年初来、資源価格、中でも原油価格の下落と、新興国経済の減退で、今年に入り、再三ナイジェリア通貨ナイラの切り下げリスクが言われてきた。 そして20 . . . 本文を読む

マニョック危機、アチェケがありません!(3)〜中国に抜かれた!!?

2016-06-22 07:30:30 | アフリカビジネス
きょうもマニョック(キャッサバ)危機、アチェケがない話、第三話。 第一話 マニョック騒動? 第二話 農業生産をめぐる構造的変化 こんな風にアチェケ問題を追っかけてたら、先日、こちら地元ソースに驚くべきニュースが! 中国、アチェケ生産で世界一位の座に! La Chine, premier producteur d’Attiéké au monde ! (ivoirematinウェブサイトより . . . 本文を読む

マニョック危機、アチェケがありません!(2)〜農業生産をめぐる構造的変化?

2016-06-21 07:30:55 | アフリカビジネス
いま、コートジボワール、西アフリカでホットな話題。「マニョック(キャッサバ)危機、アチェケがありません!」について、昨日の続きを。 第一話 マニョック騒動? 当地の人と「値上げがひどい」「ヨーロッパに大量に輸出されてるらしいぞ。」「フランスが悪い。」「コートジボワールのアチェケがうますぎるんだろう。」 ・・・なんて勝手なトークに耳を傾けていたら、5月11日のフランス国際ラジオ放送(RFI)に . . . 本文を読む

マニョック危機、アチェケがありません!(1)〜マニョック騒動?

2016-06-20 07:30:09 | アフリカビジネス
今週の月曜日'Lundi business'は、当地ローカル経済ネタから。 ここのところ、当地コートジボワールで話題になっているのが↑この話題。主食のアチェケが市場で品薄になっているということ。そしてその原因が、主原料のマニョック(キャッサバ)が不足していることに端を発している。 マニョックは当地でも最も大切な主食の一つ。マニョック不足が続けば、「米騒動」ならぬ「マニョック騒動 . . . 本文を読む

アフリカモーターショー、アビジャンで開催

2016-06-13 07:30:12 | アフリカビジネス
月曜日のLundi Business、今日はこんな話題から。 急成長を遂げるアフリカ経済。新興国経済の後退や一次産品の価格下落などが言われているが、こちらではなんのその。いまのところ、まだまだ成長の勢いが直に感じられる。そして国民総体としての購買力はどんどん上がっている。 そんな中、おなじみJeune Afrique誌にこんな特集があった。 10月にアビジャンでモーターショー開催(Jeune . . . 本文を読む

やさしい電気バス、コンゴ・ブラザビルで運行開始!

2016-06-07 07:30:43 | アフリカビジネス
先般、中部アフリカ、コンゴ共和国の首都ブラザビルで、100%電気による路線バスが運行開始した、とのニュースを目にした。 (Œeil d'Afrique.comより) 10の座席、12名の立席乗車を可能とする電気バスは、3基のLMPバッテリー、つまりLi金属利用のドライバッテリーを搭載。これは完全固体バッテリーで、次世代技術と言われているものだそうだ。ガスも発生しなければ、煙も出ない、騒音もな . . . 本文を読む

冷蔵庫がこわれたハナシ。ついでにそこで目にしたアフリカ市場での製品差別化についても少々。

2016-05-23 07:30:05 | アフリカビジネス
こんなタイトルだが今日は月曜日。新しい週を'Lindi Business'、ビジネストピックからスタートしよう。 とはいえ、以下、どうでもいいような生活風景のお話からスタート。失礼をば。 雨季が始まって少しは涼しくなったとはいえ、毎日30度以上、湿度80%の暑い日が続くコートジボワール、アビジャン。毎日のスケジュールに追われ、なかなか生活物資の買い物も行けないけど、最低限、冷蔵庫に冷たいお水 . . . 本文を読む

コートジボワールに地下鉄?!~アビジャン・メトロ計画

2016-05-16 07:30:51 | アフリカビジネス
きょうは月曜日、'Lundi Business'の日。といいながら、すみませんアビジャンの公共交通サービスのお話を続けます。でもすこしマジメに。 きのうまで二回にわたって、アビジャンの伝統的な、また最新の公共交通について述べてきたところ。 バカがオロオロする話 第一話 アビジャンの伝統的な公共交通 第二話 進む新しいサービス そしてきょうは未来の話。ご存知の方も多いと思うが、アビジャン . . . 本文を読む

日本も負けじと官民合同インフラミッション

2016-05-09 07:30:59 | アフリカビジネス
連休明けと月曜日、Lundi Business からスタートすることとしよう。 こちらコートジボワールの話題。4月末に、旧宗主国で、この国に大きな影響力を持つフランスが大規模なビジネスミッションを送り込んできた、とのお話をさせていただいた。 コートジボワールにフランス企業による大ビジネスミッション すかさずこの翌週、日本も負けじと5月2日~4日の日程で、国土交通省が主導する「日・コートジボワ . . . 本文を読む

コートジボワールにフランス企業による大ビジネスミッション

2016-05-02 07:30:03 | アフリカビジネス
日本ではゴールデンウィークに突入。でも出勤組は週初めの月曜日って感じだろうか。当地では今週も普通の平日が続きます。ということで、ぶらぶら★アフリック、Lundi Businessを。 さてこちら、コートジボワールのアビジャン。赴任後、早速お友達になったフランス人のB氏より、「4月末は大変、盆と正月がいっぺんに来る」と聞いていた。いや、正確に言えば彼はフランス人だから盆も正月も来ないのだが、この週 . . . 本文を読む

ボロレ疑惑~仏系巨大ロジスティック企業にかかる嫌疑

2016-04-19 07:30:59 | アフリカビジネス
ンボテのトーゴ出張中の話。選挙でもなければそんなにアフリカニュースではハイライトされる機会の少ないこの国。しかしその日、この国名が何度となく繰り返されていた。 ニュースが伝えているのは、「ボロレ社」をめぐり持ち上がってきた、ある疑惑についてであった。 ボロレ・トランスポート・アンド・ロジスティック社。世界に幅広く展開する陸海ロジスティックネットワーク。通信事業、広告、多様なビジネス。そして巨大 . . . 本文を読む

セネガル・モーリタニア国境沖で天然ガス発見!

2016-02-22 07:30:22 | アフリカビジネス
月曜日の『ぶらぶら★アフリック』はLundi Business、ビジネス界の情報から。 少し前の話題。1月28日、Jeune Afrique誌はダカール発のニュースとして、セネガル、モーリタニア国境の沖合で、相当量の天然ガス鉱床が発見されたと報じている。 (Jeune Afrque誌より) そのほかこの記事は複数のソースで伝えられている。これらの記事の内容を少しまとめてみた。 米国系資 . . . 本文を読む

スマートフォン、メード・イン・マリ!

2016-02-19 07:30:55 | アフリカビジネス
今日はメード・イン・アフリカのお話。 これまで一次産品のモノカルチャー、製造業不毛の地として捉えられてきたアフリカ。しかし最近、アフリカ製の加工食品、アフリカ製の電気製品、アフリカ製のクルマなど、アフリカにおける製造業が目覚めつつあるニュースを目にする。 スマートフォン製作の試みも珍しくはなくなった。そしてそれはケニアやエチオピア、コートジボワールなど、アフリカビジネスでおなじみの国にとどまら . . . 本文を読む