摂氏911

自然な生き方をめざす女性が、日々のできごと、感じたことなどをつづります。

本来の踊り、祭り

2009-11-08 23:14:30 | 気づき
------今日の「13の月の暦」-------

黄色い自己存在の種の年
自己存在の月 22日

KIN 109 赤い倍音の月

輝き 力を与える 行動する
radiance empower command

普遍的な水 清める 流れ
universal water purifies flow

http://cosmic-diary-internet.com/whats_cd/meaning/
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今朝友達のふみちゃんから、
最近骨盤体操を始めて、
お腹周りがサイズダウンしたというメールをもらいました。
私も先月の整体治療の後、
さぼりつつも骨盤体操をやっています。

おとといは金沢の友人、アコさんのブログを見て、
彼女も最近踊っていることを知りました。
(アコさんの場合、青竹の上で踊ってるんですけど)
私もおととい赤ちゃんと一緒に楽しく踊ったところです。

同じ頃に骨盤体操始めたり、踊ることに目覚めたのも
シンクロだなぁと思いつつ、
また洗濯物を干していたら、
ぱっといいことを思いつきました。
来年、お祭りをやるとしたら、
整体の骨盤体操やレイキで体を整えて
内側から本当に元気があふれるような体になって
踊れるようにしよう。
見るに耐える体になろう。
そういう目標があると、
日々体操をするのも、他の方法で体調を整えるのも
楽しくできそうだと思ったのです。


でも、今日ある踊りを見て、
ちょっと私の考え方は間違ってたなぁと思いました。
ある踊りというのは、オルガンデザイン室の蒲勇介さんと
日比野由佳さんの結婚式で見た郡上踊りの輪です。
老若男女、よく踊りを知らない人も
振りつけを知っている人の踊りを見ながら、
声を掛け合いながら、楽しそうに踊っていました。
特に蒲さんのお父さんは本当に楽しそうに
体を大きく動かして踊ってらして、
見ているこちらまで楽しく、心があったかくなってきました。

本当の踊りって、こういうものじゃないかな。
見せるために踊るというより、
自分とみんなが楽しく踊ることで、
見ている人の心までぽかぽかにしてしまうような。
きっと今日の踊りは、式に参加していた人だけでなく、
あそこの場所の気を活性化させて、
自然の神様も喜ばせたんじゃないかなぁ。


今日の結婚式は、100年くらい前まで
アイヌ民族が行っていた結婚の儀式を模して行われ、
衣装もその儀式で使われたものを
スタイリストさんがアレンジされたものだったようです。
式はまず、今日のために猟師さんが仕留めてきた
イノシシの皮と頭がステージの真中に飾られ、
新郎新婦がそこに向かって、
「あなたの体をいただきます」とあいさつして
始まりました。
その後、ステージの前に新郎新婦が座り、
山盛りの白米を最初は新郎が、次に新婦が黙々とほおばり、
たいらげました。
その後、2人の最初の共同作業ということで、
一緒に火を起こし、会場のまん中に積まれた木々に
点火されました。
そして、その後宴となり、イノシシ肉をはじめとした
大地の恵みの料理がふるまわれ、
歌や踊りが続いたのです。


この式を見て、踊りだけでなく、
式全体も本来の祭りを再現してるのでは?と思いました。
私が「本来の祭り」のイメージを持ったのは、
13の月の暦をもとにした「コズミック・ダイアリー」の作者、
柳瀬宏秀さんが書かれた以下の文章です。

-----------------------------------------------(以下引用)
第1回 時間をはずした日の祭りの呼びかけ

1999年7月25日

祭りの魂をもったアーチスト達が、

自分たちの「思い」と「芸術」で濃厚な空間をつくる。

芸術により、精神が高揚する。

その空間で、人は三次元にとらわれた時間から解放される。



「時間をはずした日」に、

村全体の精神が高揚し、時間から解き放たれる瞬間を。

そんな「祭り」で、地球を包みたい。


1999.3.1.  HIROHIDE YANASE


もし、本来の「祭り」が、
村全体の精神を高揚させ、
人々の意識を変容させるものであり、
そのために、芸能が育まれ、芸術が生まれたのなら。

――今、祭りの魂をもった人が
  本気で、仲間の精神が高揚し、人々の意識を変える、
  そんな空間を、「祭り」として、創り出してもいいはずです。――

------------------------------------------------(引用終わり)

何を隠そう、花蓮のじゅんこさんや私がやりたいと思っているお祭りは、
来年の7月25日、「時間をはずした日」のお祭りです。
今日はそのお祭りの企画に向けて、
とてもすばらしいお手本を見せていただいたようです。


はぁ、でも今日の式があんなにすばらしいものになったのは、
蒲さんや由佳さんの人徳だろうなぁ。
何しろ、一緒にまちづくり活動をされている地元の方が、
「こんな古い街中に、よそからデザインという
よくわからない仕事をしている若者が来たのに、
誰も悪口を言う人がいない。彼は本当にすごい」と
しきりに感心されてるのを、以前聞きました。
今日も、9月に開かれた日本山村会議を一緒に主催した方が
蒲さんの企画段階からの奮闘ぶりと
由佳さんの地元のおばあちゃんたちを動かした人柄を
ほめちぎっていました。

まぁ、来年の時間をはずした日までに
身魂(体と心)をできるだけ磨いて、
準備したいと思います。
蒲さん、由佳さん、
今日はすばらしい式をどうもありがとう!
幾久しくお幸せに


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