摂氏911

自然な生き方をめざす女性が、日々のできごと、感じたことなどをつづります。

和みの唄会

2006-02-19 00:48:22 | 行ってきました
今日の午後は、本当は市の文化センターなどで活動する
市民スタッフによる初企画、「舞台はどこにある!?」の
手伝いと観覧に行く予定でした。
でも、義父母が見舞いに出かけ、
息子の子守りをお願いできなかったので、
残念ながら行けませんでした。

その代わりに、連れ合いと息子とランチをしてから
帰宅したら義父母が戻っていたので、
もう一つ行きたかったけど、あきらめていた
イベントに行くことにしました。
知り合いの唄つむぎ和音さんが出演する
「和みの唄会」というもので、
いま歴史博物館で開催している
「ちょっと昔の道具たち」という企画展にあわせて
毎週土曜日の15時から行われています。

会場は、昭和初期(?)の学校を再現したところでした。
机は2人並んで座れて、ふたを開け閉めできる形式のもの。
その机の上には、「尋常小学校 修身」など
3冊の教科書があったり、とすみずみまで
映画のセットのように再現されています。
唄を歌う和音さん自身もはかまに着物といういでたちで
その場の演出に一役買ってました。

30人くらい入れそうな”教室”の中には
20人弱の人がいたのではないでしょうか。
50代以上と思われる方が多かったけど、
私のような子連れの方や、
若い女性もいました。

唄会では、和音さんの先導で
渡された楽譜にのっていた「月の砂漠」や「野菊」といった
唱歌を歌いました。

これらの歌は、「教科書から消された唱歌・童謡」という
扶桑社の本に載っていたそうです。
「扶桑社」と聞いて一瞬イヤな感じがしましたが、
こういったきれいな歌が忘れ去られていくのは、
私も残念なことだと思います。
最後にみんなで輪を作って、
「ふるさと」を歌いました。

みんなで一緒に大きな声で歌を歌うのは、
楽しいですね。
シンプルなメロディーに、
きれいな日本語の詞の童謡なら、
子どもからお年寄りまでいっしょに楽しめます。
唄会が終わってから、和音さんと
「まちなかに歌声喫茶のように
子どもも大人も歌を歌ったり、
健康的なものを食べられたりする場所が
作れたらいいね」と盛りあがりました。
また、柳ヶ瀬をぶらぶらしながら
練ってみたい企画が出てきました。