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便器の前に座らせお弁当!?幼稚園でお仕置き・・・両親が再現写真をテレ朝送付

2016-12-19 17:18:03 | 体罰と言う名の暴行・傷害・鬱憤晴らし
便器の前に座らせお弁当!?幼稚園でお仕置き・・・両親が再現写真をテレ朝送付


2016年12月19日 15時20分

J-CASTテレビウォッチ

この記事の詳細を急募!


横浜市内の幼稚園で、5歳の男児が「お仕置き」として便器の前に正座させられて弁当を食べさせられたと、両親からテレビ朝日に『告発』があった。男児は先生が怖いと幼稚園に通えなくなっているという。

18日(2016年12月)にテレビ朝日に1枚の写真が届いた。狭いトイレの中で男児が正座し、目の前には男児用の便器がある。男児と便器の間には園児用の小さな椅子が置かれ、椅子の上に弁当を置いて食べなさいと言われたという。担任はお仕置きを全面的に否定しており、父親が嫌がる子どもを説得して、園長立会いのもとで再現して撮影したものだった。
担当先生は全面否認!園長は「子どもばかりで確かめようがない」

お仕置きはなぜ起こったのか。男児が両親に話したところによると、昼食直前に2人の男児とケンカになった。担任は男児をトイレに連れていき、防災ズキンの上に正座させ、ここで弁当を食べるように言い渡した。さらに、男児が弁当を食べているとゴキブリが出てきて、担任はほうきを手渡して「これで殺せ」と命じたという。

10分ほどたって担任から教室に戻るように言われたが、男児は気持ちが悪くなって嘔吐したため、幼稚園側が母親に連絡して早退した。

園長は「心の傷を与えてしまったことにお詫びする気持ちでいっぱいです。それしかないです」と謝罪しているが、担任が全面否定していることについては「担任以外に大人の目がなく、子どもたちしかいないので、それを確かめる術はない」と話す。
住田裕子弁護士「5歳児は十分供述能力ある」

どうも話が極端なのだが、5歳の子どもがこれほど詳細にうそをつくとも思えない。住田裕子(弁護士)は「法律家として言えば、不利益の方を言っていることの方が信じられます。5歳は十分供述能力があると思うし、具体的でリアルに語っていますので、やはり男児の言葉は信用できます。結果的に心理的虐待になっていることは疑いないです」という。

この幼稚園は慢性的な人手不足で、お仕置きがあったとされる日は別のクラスの先生が体調を崩して早退したために、問題の先生が一人で2クラス(約60人)の面倒を見ることになったという。

明石家さんまが所属するよしもとの“ピンはね”額に驚き「ゾッとした」

2016-12-19 16:08:16 | 芸能・スポーツ
明石家さんまが所属するよしもとの“ピンはね”額に驚き「ゾッとした」



2016年12月18日 9時51分

トピックニュース

17日放送のラジオ番組「ヤングタウン土曜日」(MBSラジオ)で、明石家さんまが、所属事務所であるよしもとクリエイティブエージェンシーのマージン額に驚いた過去を明かした。

番組では、出演者の村上ショージが以前に地方CMに出演した際、低額のギャラに落胆した話題で盛り上がった。

そのCMは村上自身が仕事を取ってきたにもかかわらず、事務所が利幅を大きく抜いたために、ギャラは「焼肉5kg分くらい」の額だったという。

するとさんまは「ウチの会社、CMのギャラはねんのうまいんですよ」と説明した。村上もさんま同様、よしもとクリエイティブエージェンシーに所属する芸能人だ。

さんまも同様に、以前CM出演した会社の人間と面会して確認した経験があるようだった。そこでスポンサーがギャラとして出した額を教えると、さんまはあまりの差額に驚愕したそうだ。

さんまはこのときを振り返り「俺がもらってるより、とんでもなく多かった」「あまりのことに『このお金が働いてないヤツのところに行くんだ』って思って、ゾッとして」と語った。

当時、さんまは俳優・高倉健と並び「1億CMタレント」と呼ばれていたらしい。しかし、さんまによると「全然もらってない」「新聞で言われているだけでその何分の一」とのことだ。

また、よしもとのギャラに関しては、ほかの芸人らも実情を訴えており、

韓国国政介入疑惑の崔被告が出廷、陪審員裁判を望まず

2016-12-19 16:06:09 | ニュースまとめ・総合
韓国国政介入疑惑の崔被告が出廷、陪審員裁判を望まず


2016年12月19日 15時35分

ロイター


[ソウル 19日 ロイター] - 韓国の朴槿恵大統領の友人で、国政介入疑惑で起訴された崔順実被告が、実質的な裁判初日となる19日に出廷した。

崔被告は自身が実質的に支配し、朴大統領の政策を支える財団に寄付するよう大手企業に圧力をかけた罪に問われている。

聯合ニュースによると、崔被告は陪審員裁判を望まない考えを示した。

韓国の刑事裁判は通常、数人の裁判官が判決を下すが、一部の裁判では被告に陪審員裁判の選択肢が与えられる。

ドラマ『逃げ恥』の状況設定と酷似か? 変わりゆく韓国の若者たちの”結婚観”

2016-12-19 16:04:07 | ニュースまとめ・総合
ドラマ『逃げ恥』の状況設定と酷似か? 変わりゆく韓国の若者たちの”結婚観”



2016年12月19日 8時21分

S-KOREA


大ヒットドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』。

新垣結衣演じるみくりと星野源演じる平匡、さらには石田ゆり子扮する百合ちゃんや大谷亮平演じる風見さんなどのキャラ設定が、韓国人にとっても感情移入しやすいことは以前も紹介したが、ドラマの重要キーワードとなる「結婚観」についても、韓国人は『逃げ恥』ワールドに共感しているのかもしれない。
変わりゆく韓国の結婚観が深刻

というのも12月12日、韓国統計庁は「韓国の社会動向2016」を発刊。

同書は国民の生活と社会変化を誰もが簡単に理解できるように統計表やグラフが多用された報告書だが、なかでも注目したいのは「結婚」に関するデータだ。

「韓国の社会動向2016」を見ると、「必ず結婚するべき」と答えた比率は、男性16.6%、女性13.7%(2014年調査)。逆に「結婚はしても、しなくてもどちらでもいい」という人は男性34.4%、女性43.0%で、こちらが多数派ということになった。

結婚に関する思いは、相対的に女性のほうがドライという結果になったが、変化が著しいのは男性の結婚観かもしれない。

1998年の調査に比べて「必ず結婚するべき」と答えた人の割合は、女性は16.8%ポイントの減少だが、男性は20.3%ポイントも減らしている。未婚者に限ると、「必ず結婚するべき」と答えた男性は9.9%しかいないというのだから、いかに変化しているかがわかるだろう。

韓国でも“プロの独身”を自称するリアル平匡や、悠々自適な独身貴族生活を送るリアル風見さんのようなタイプの男性たちが存在するのである。

そんな調査結果を証明するかのように、韓国の婚姻件数は減少傾向が続いている。

『朝鮮日報』によると、2016年1~9月までの婚姻件数は20万6000件で、2015年の同期間より6.5%減少したという。年末までの婚姻件数は約28万件と予想されているが、年間婚姻件数が30万件を下回るのは、1977年以降40年ぶりらしい。

『逃げ恥』も、そもそもはみくりが「契約結婚」という形を選択し提案したことに端を発するが、韓国でも結婚が選択肢のひとつになりつつあるとも言えるかもしれない。

ただ、韓国の若者たちがそもそも本当に「選択」できているのかという問題はあるだろう。

そう思わざるを得ないのは、ネット上にはこんな書き込みが溢れているからだ。

「一人の生活でも苦しいのに、家族を食べさせ、両親の面倒をみるとなると…」
「結婚しても子どもたちに貧乏を相続させるだけ」
「ゴミのような人生は自分の代で終わらせたい」
「子どもを生んで、この苦労を味わわせるなんて、考えられない」

サラリーマンの約45.8%が月収200万ウォン(約20万円)以下で生活しているという“韓国社会の世知辛い実態”が明らかになった昨今。現在の韓国経済について、実に90%の人たちが「危機」と答えたという調査結果もあった。

結婚を自ら“捨てた”のなら選択ということになるが、“捨てざるを得なかった”のであれば話は変わってくるだろう。

さらに韓国では、若者が経済的に成り上がることも非常に困難だという。

極端な例だが、米ブルームバーグが発表した「世界の富豪400人ランキング」を見ればそれはわかる。日本と韓国の富豪がそれぞれ5人ランクインしているが、その“質”が大きく違うのだ。

オクスフォード人口問題研究所から「地球上で真っ先に消え去る国」とされ、3年後に “人口絶壁”を迎えるとされている韓国。人口絶壁を目前にしながら、若者の“結婚離れ”が加速している現状には気を揉まずにはいられないだろう。

100年後には人口が1000万人になるというデータもあるだけに、一刻も早い対策に迫られている。

それだけに『逃げ恥』が韓国でリメイクされてその世界観をより多くの視聴者に届けられれば、韓国の若者たちの“結婚観”にもさまざまな影響を与えられるかもしれない。

個人的にはこういったポジティブ要素を与えられる日本ドラマこそ、韓国でリメイクされてほしい、いや、されるべきだと思っている。

北方領土「進展なし」でもプーチン来日が成功だった理由

2016-12-19 16:02:46 | ニュースまとめ・総合
北方領土「進展なし」でもプーチン来日が成功だった理由


2016年12月19日 6時0分

ダイヤモンド・オンライン


ロシアのプーチン大統領が12月15日に来日した。安倍総理との会談で、北方領土問題について具体的な進展がなかったことから、失望の声も聞かれる。しかし、もっと大局的視点から見れば、会談はロシアだけでなく、日本にとっても成功だったと言える。(国際関係アナリスト 北野幸伯)
自民党内でも批判が噴出
何の進展もなかった北方領土問題

 安倍総理とプーチンは15日と16日、計6時間会談した。日本側がもっとも注目していたのは北方領土問題。しかし、返還については、何の進展もなかった。

 両首脳が会談して決まったのは、日本とロシアが、北方4島で「共同経済活動」を行う協議を開始すること。その分野は、漁業、海面養殖、観光、医療、環境などと発表された。

 安倍総理は、「共同経済活動」について、「平和条約締結に向けた重要な一歩」としている。

 そしてプーチンも、安倍総理の主張に同意した。しかし、「日本企業が北方4島でビジネスをすると、『島が返ってくる』」という話には、普通ならないだろう(日本企業進出で、4島の雇用が増え、インフラが整備され、景気が良くなれば、もちろん「信頼醸成」にはつながるが)。

「北方領土問題」の結果については、自民党内でも不満があるらしい。二階俊博幹事長は16日、「国民の大半がガッカリしているということを、われわれは心に刻む必要がある」と語った。さらに、「解決の見通しがつくかのような報道が続いた。日本国民は『これで解決するんだ』と思った。なんの進歩もなくこのまま終わるなら、一体あの前触れはなんだったのかということを、日本の外交当局は主張しなければならない」と、不満をぶちまけた。

 しかし、会談前からロシア政府高官の言動を追っている人は皆知っているが、ロシア側が領土問題で譲歩する気配は、まったくなかった。だから、この件で「ロシアはウソをついた」と主張することはできない。

忘年会帰りに駅員を暴行 大阪市職員を公務執行妨害で現行犯逮捕

2016-12-19 16:01:31 | ニュースまとめ・総合
忘年会帰りに駅員を暴行 大阪市職員を公務執行妨害で現行犯逮捕


2016年12月19日 13時32分

産経新聞

 大阪市営地下鉄の駅員に暴行したとして、大阪市水道局の男性職員(48)が公務執行妨害の疑いで大阪府警東署に現行犯逮捕されていたことが19日、分かった。

 職員は職場の忘年会の帰りで酒に酔っていたという。

 市によると、職員は16日午後11時55分ごろ、同市中央区の地下鉄本町駅の改札を通る際、ICカード型乗車券が反応しなかったことから駅員とトラブルになった。駅員2人の背中を手でたたくなどしたため、駆けつけた警察官に現行犯逮捕されたという。駅員にけがはなかった。

 職員は当初「酒に酔っていて記憶にない」と供述していたが、防犯カメラに暴行の様子が写っており、容疑を認めたため17日夕方に釈放された。市は処分について「厳正に対処する」としている。

「震えるほど驚いた」「お辞儀までして…」=訪日中国人が絶賛した日本と日本人

2016-12-19 13:35:57 | 珍事件・事故・その他・コラム
震えるほど驚いた」「お辞儀までして…」=訪日中国人が絶賛した日本と日本人



2016年12月19日 8時0分

Record China

2016年12月16日、今年も大勢の中国人が日本を訪問しているが、中国人は実際に日本でどのような日本や日本人を目にしたのか。中国版ツイッター・微博(ウェイボー)のつぶやきにその一端が垣間見える。

上海市在住の女子学生は、「店で道を聞いたら、店員の女性は英語が話せなかったの。こちらの意図はわかったみたいで地図を描いてくれたわ。でも、歩き始めてしばらくしたら追いかけてきたの。描いた地図に間違いがあったからって。それで結局、そのまま駅の近くまで送ってくれたわ。最後にはお辞儀までして…」と日本人の細やかさに感心している。

また、20代の女性は「日本で博物館に行ったんだけど、撮影禁止のところでは本当に誰も撮影してなかった!携帯電話で盗撮している人もね。人が多かったけど、みんな辛抱強くきちんと列に並んでたわ」とつぶやいた。ルールを守るのが基本と思ってもらいたいものだが、とにかく秩序を守る日本人に感銘を受けたようだ。

河南省在住の女性は、「大阪に行った時に印象的だったのは、飛行機が着陸した後に地上にいたスタッフが飛行機に向かって90度のお辞儀をしているのを見た時かな。震えるほど驚いちゃった。それから、預けた荷物を受け取る時はもっと驚いたわ。(入国審査を終えて出た時には)乗客全員の荷物がきれいに並べられていて、ベルトコンベアーはもう止まっていたの」と空港スタッフの礼儀正しさや手際の良さを絶賛している。

日本政府は2020年までに外国人観光客を4000万人に増やす目標を掲げている。日本を訪れる中国人には今後も同じような体験をしてもらい、両国の距離を縮めてもらいたいものだ。

フジテレビ「池上彰特番」が犯した、残念すぎるレベルの3つのミス 問題は、あのグラフだけじゃなかった…

2016-12-19 11:38:10 | ニュースまとめ・総合
フジテレビ「池上彰特番」が犯した、残念すぎるレベルの3つのミス 問題は、あのグラフだけじゃなかった



2016年12月19日 7時0分

現代ビジネス

■ゴールデン番組でやってはいけないレベル

先週16日(金)、午後8時からフジテレビで3時間の『池上彰緊急スペシャル』という特番が放送された(http://www.fujitv.co.jp/b_hp/ikegamiakira_sp/)。

格差はなぜ世界からなくならないのかという課題を、池上彰氏が解説し、ゲストのタレントや一般参加者が聞くという番組だ。

真面目な番組ではあったが、ネットでの評判はさんざんだ。番組内での「アメリカでの格差が最近広がった」という指摘は正しかったものの、アメリカと比較して、「日本の格差も酷い」という点の指摘がまずかった。

池上氏が「格差」を示すために使った図表が酷いと、ネットで酷評されたのだ。その表は、以下のとおりだ。番組が2時間くらい進行した時に出てきたものだ。

この二つの図は、日本とアメリカで、上位1%と下位90%の平均所得の推移を表したものである。しかし、一目でわかるが、日本とアメリカで縦軸の目盛りが違っている。日本では0.8から1.4までであるが、アメリカでは0.5から3.0である。日本のほうが、アメリカより4倍ほど大きく見せて盛っているのだ。

こうした図のトリックは、子供騙しの典型であるが、まさかテレビのゴールデン番組で見られるとは驚いた。

このデータの出所は、The World Wealth and Income Database(http://www.wid.world/#Database:)であるので、誰でも容易に池上氏の図の間違いを指摘でき、正しい図を作ることができる。

筆者も、昨年初めにピケティ氏が話題になったとき、2015年2月23日付の記事『「ピケティ格差解説」番組に出たら、出演者がみんな「所得トップ1%に入る年収」だった』(http://gendai.ismedia.jp/articles/-/42212)を書いたときにこのデータベースを使ったので、アメリカと目盛りを合わせた正しい図を載せておこう。

日本の格差は、上のコラムを見てもらえればわかるが、先進国の中ではそれほど広がっていない。そのひとつの理由は、日本の所得税や相続税の最高税率が、先進国の中で最高水準であるからだ。

池上氏の番組では、日本の格差はそれほどでもないという事実を言わずに、「日本の格差が酷い」という前提で話が進められているので、後で述べるように、提言もピンぼけになっている。
■格差はどの国でも広がっているが…

せっかくなので、上記のデータベースの資料を少し紹介しておこう。

上位1%と下位90%の平均所得の推移について、日本とアメリカだけでなく、フランスとドイツ、それに日本人がよく言及するスウェーデンも含めて見てみよう。

上位1%の平均所得では、アメリカとスウェーデンの伸びが著しいことがわかる。日本は1980年代は調子よかったが、90年以降はさっぱりである。


下位90%の平均所得は、スウェーデンがやはり凄い。他の国は似たり寄ったりである。こちらも日本の1980年代はよかったが、90年以降はやはりダメである。

格差はどうなったかを知るには、上位1%と下位90%の平均所得の比率をみればいい。アメリカだけが大きく上昇し、格差が最も拡大しているのがわかる。スウェーデンはもともと格差が少なかったが、最近では格差が拡大しつつある。日本の動きは、フランスやドイツと同じように、やはり格差が拡大している。

格差が拡大しつつあるのは、世界各国で共通に見られる現象である。もっとも、これは時系列で各国を見れば、その通りであるが、ある時点で各国を見れば、経済力の大きな国ほど、格差が少ないこともわかる。

下図は、その様子を描いたモノだ。

時系列で格差が拡大するが、ある時点での経済力が大きければ格差が少なくなるという現象は、個人の経験でもわかる。誰でも社会人になった時には、同じスタートなので差が付かないが、そのうち差がつきだして、退職の時には大きな差となっている。

また、大学時代の友達との同窓会では、久しぶりに再会してもそれほど大きな差がない。ところが、小学生の時の同窓会では思いもつかないような大きな差がついているものである。大学は似たような環境にいて似たような就職先に進むので、ほぼ似たような経済力でスタートするが、小学生時点を基準にしたら、各人まったく異なる環境に進むからだ。
■増税論議へ誘導?

筆者が興味深かったのが、池上番組にゲストとして参加していたタレントの発言だった。ハッキリ言えば、彼、彼女らは成功者であり、間違いなく上位1%に入っている者だ。それがどのようなコメントを出すのか興味があったが、いずれも無難に振る舞っており、その意味で、成功者はやっかみを受けないようにしているな、と感じた次第だ。

池上番組で残念だったのは、部分的に正しい指摘があっても、それが提言に生かされていない点だ。

そのひとつは、「バブル崩壊以降、日本では貧しい人がさらに貧しくなって格差が広がっている」といい、生活保護者数が増えているといっていたが、それが90年以降のデフレが原因、という指摘が全くなかったのは、番組担当者が格差の正体をまったく理解していない証拠だ。

番組の中では、雇用の守られている人と守られなかった人の格差がある、といっていたが、なぜデフレの時代に雇用が守られなかったのかが、わかっていないのだ。

番組内では、モノの価格は安い方がいいに決まっている、という決めつけが見られた。しかし、マクロ経済の話だと、物価の下落は失業の増加に直結する。失業が増えれば、まさに番組の中でも言及されていた、「雇用の守られている人と守られなかった人の格差」が生じるわけだ。

この経済学の基本がわからないから、デフレが格差の原因になっている、と思い至らない。さらに、雇用を確保するためには金融政策が重要ということにも、池上氏は理解していないのではないだろうか。というのも、池上氏はかつて日銀の広報関係の仕事をしていたが、金融政策と雇用との関係は当時の日銀から教えてもらえなかった可能性があるからだ。むしろ、金融緩和は弊害があるとさえ思っているかのようだ。
■本コラムを読んでくれていれば…

もうひとつ残念だったのは、教育に関する指摘だ。親の格差が子供の教育に影響して、格差が固定化しやすくなるというところまではいい。また、教育に関して、「きちんと教育を受けた子供たちは将来就職して税金を国に納めてくれる。教育に投資したお金は戻ってくるという考え方」という指摘は正しい。

しかし、その後で、「日本の場合、消費税を2%上げてその2%分をすべて教育費に充てれば、小学校から大学までの学費を全て無料にできるという計算もある」といったのは不味い。池上氏は、消費税を払う人のなかにはそう考えない人もいる、と増税については一定程度否定しながら、ゲストは「日本のためには(消費増税は)仕方ないのでは」という発言をしていた。

ゲストの発言は事前に台本などに書かれ、予定されたものであるはずだから、これは、池上氏が消費増税について否定的したものをさらに否定し、番組としては消費増税やむなし、という方向に誘導する手法だ。

本コラムの読者であれば、10月10日付けの「日本がノーベル賞常連国であり続けるには、この秘策を使うしかない!」(http://gendai.ismedia.jp/articles/-/49906)を思い出して欲しい。

そこでも、やはり教育はペイする投資であると書かれている。そこで、「投資資金の財源は、将来に見返りがあることを考えると、税金ではなく国債が適切である」と書き、財務省でもそうしたまっとうな考え方を否定できないことを、財務省のバイブルとされている財政法解説書にも書かれていると指摘した。

教育は投資であると正しく考えても、結論が消費増税になってしまうのは、やはりどこか基本的な認識が間違っているのだろう。

ジャーナリストに、自分で資料・データを調べて意見を言うべきとまでいうつもりはない。そもそも、自分で調べずに他人から聞くのが、ジャーナリストである、ともいえる。その点、自ら資料・データを調べる学者とは違う。

だが、一定程度の調査は必要だろう。教育についての財源を一度徹底的に調べるべきであったのではないか。もし調べていれば、筆者のコラムに辿り着いていたはずだ。それすらも知らなかったというなら、いろいろな意見を聞くのがひとつの使命であるはずの、ジャーナリストとしての姿勢にも疑問符が残ってしまうのだ。

【日露首脳会談】「ロシアに食い逃げされるのでは?」「中身は解決したときしか表に出せない…」

2016-12-19 11:36:13 | ニュースまとめ・総合
日露首脳会談】「ロシアに食い逃げされるのでは?」「中身は解決したときしか表に出せない…」Mr.サンデーでの首相発言(詳報)



2016年12月19日 8時44分

産経新聞


 安倍晋三首相は18日夜、フジテレビ番組「Mr.サンデー」に出演し、ロシアのプーチン大統領との首脳会談について語った。

 詳報は次の通り。

    ◇

 --日本のメディアは希望と落胆、両方報じている。経済協力の話題が多く、ロシアに食い逃げされるのではないかとのという報道もある

 「全体の会談は6時間半行われたのですが、一番大切な、私とプーチン大統領2人だけの膝詰めの会談は95分。そのほとんどは、平和条約、領土交渉、問題についてじっくり話をしました。しかし、そこは解決をしたときにしか出せない。中身については。残念ながら、表に出すことはできませんから」

 「大切なのは、領土交渉と今まで70年間どういう領土交渉をしてきたかと言えばですね、歴史的な経緯、そして法的な正当性(をめぐってだった)。

 『日本の方が正当性があるよ』、向こう側は『自分たちだよ』(と主張し)、『国際法的にみてどうなんだ』という話を延々と続けていた。入り口ですよ。それは。

 では、島をどういうふうに返すか。すでにそこには70年経って、ロシアの皆さんが島民として住んでいる。3世代目ですよね。戦前に住んでいた日本人は全部島から出されましたから、1人も日本人は住んでいない。

 では、その人たちの権利や何かはどうするんだという問題については全然入っていないんですよ。

 しかし、今ここで、私はそこに入ったかどうかは申し上げられない。でも、本格的な領土交渉には入ったと私は思っています」

 「今は申し上げられませんが、新しいアプローチというのはですね、こういう法的な立場をずっと延々とやっていても、らちが明かないから、では、将来に向かってどういう協力ができるんだと。

 この(北方領土の)4島でもどういう協力ができるか。ロシア人の島民にもプラスになるし、もちろん日本にもプラスになるし、両国にとってプラスだという絵を描いていくことによってですね、ロシア人の島民もロシア人もだんだん理解が深まっていく、というアプローチなんです」

 --共同会見で平和条約がない異常な状態に私たちの手で終止符を打たなければならない、とおっしゃった。プーチン氏も「私たちにとって一番大事なのは平和条約の締結です」とおっしゃった。プーチン氏は2018年に大統領選がある。おそらく再選し、長期政権になるので大統領選まで待ってくれと。その後に平和条約、二島返還、4島返還という工程表が両首脳の間で交わされているのでは

 「(プーチン氏の『最も重要なことは平和条約の締結だ』という発言は)一番重要な発言なんですが、95分間、膝詰めで話しあった結果でもあるんです。

 今まで、プーチン大統領が『一番大事なのは、平和条約の締結』と発言したことは1回もありません。平和条約に触れる際は非常に慎重です。

 (プーチン氏は)経済の協力だけを進めて(平和条約の締結を)後回しにすることはない、とおっしゃった。そして、プーチン大統領と私の間においてはですね、プーチン大統領も『私を信じてもらいたい』という趣旨の話をされました」

 「ここは大切なところなんですが、お互いに、日本としては経済分野の協力を行えば、それだけをとらえてしまって、平和条約交渉が進まないのではないか。あるいは、ロシア側は平和条約に入っていけば、日本は協力しないのではないか、という猜疑(さいぎ)心の砦の中に入っている。そこから一歩も出なかったことによって70年間、進んできませんでした。だから私たちはそれから出てですね。

 首脳同士の信頼関係はあります。お互いにもう相手を信じ合わないと。

 もちろん、交渉とはそんな甘い世界でないというのは重々承知で言っているのですが、そこからやらないと交渉というのは進まないんです。

 われわれは今回思い切ってそこから出て、将来の姿を描くことからまず始めてめていこうと。

 もちろんゆっくりやっているつもりはありませんよ。例えば、元島民の皆さんは、墓参りがしたい。でもお墓までいけない人が結構多いんですよ。

 これは私もプーチン大統領に、島民の皆さんの手紙をお見せした。ロシアの首脳が初めて読んだわけですね、島民の皆さんの気持ちを綴(つづ)った手紙を。

 そこでプーチン大統領は、これは人道上の問題だから、すぐにやらなければいけない、ということで、迅速にこれは、検討するということで、文書にも書き込みました」

 --元島民の方の自由往来というのは比較的時間を置かずに実現する可能性があるのか

 「もう皆さんお年ですから、われわれは時間を置くつもりはないし、先方もそれはよく分かっています。お互いの理解が進んでいくためには島民の皆さんも向こうに行って交流する。これは大切なところですから、これもしっかりとやりたいと思います」

 --首相とプーチン氏は、実は領土問題に関して約束し、日時や年月まで決めているのではないか

 「(笑いながら)あの、そんな年月というような、そんなものは決まっていません。しかしですね、共同声明の中にも、両首脳が平和問題を解決するとの真摯(しんし)な決意を表明した(とある)。

 『決意を表明する』ということを最後のパラグラフに入れ込んだのですが、ここが、ここも大切なところであってですね。『私たちが』ということを、も意味をするわけですから、これはあの、まあ、そのへんのところは考えていただきたいと」

 --米政府からみると、ロシアに一方的な大盤振る舞いをしたのではないかとの懸念もある。中国に対する牽制(けんせい)の意味も今回の日露急接近には含まれているのか

 「アジア太平洋地域の安全保障環境というのは厳しくなっています。北朝鮮はああいう状況ですし、中国は南シナ海、そして東シナ海、尖閣に対する、ああいう振る舞いを繰り返しています。その中で日米同盟はもう揺るぎない同盟関係があります。

 その中で、日本とロシアがお互いに平和条約を結んで、信頼関係をもって、安全保障分野においても連携できるようになれば、日本の立場はもちろん強くなりますし、それだけではなくて地域の平和と安定のためにですね、これは間違いなくプラスになると思います」

 --日露の軍事的な協力も視野に入れているのか

 「いわゆる軍事的な協力ということではなくて、安全保障上、われわれはすでに2プラス2(外務防衛閣僚級協議)はやりました。私とプーチン大統領との間でやりました。

 (さらに)おたがいがさまざまな協力をする。それは例えば、テロ対策において情報交換をしながら一緒に対応する。あるいは、捜索救難活動等々においても連携していく。現場レベルでですね、しっかりとしたこの信頼関係が生まれていくということは、私はとても大切なことだと思います」

 --経済共同活動での特別な制度とは。将来的に日本人とロシア人が共存する、一緒に住むという世界初めてのような特区、経済特区、居住特区みたいなものを考えているのか

 「イメージとしては、だいたい言われたイメージなんですね。これは世界でもあまり例がないと思います。それを私たちはやっていこう。

 今までおたがいが、4島について口角泡を飛ばしていた。その4島において、一緒に協力をしていく。

 例えば、かつてはそこにはシャケの加工工場があった。今はもう無くてさびれています。そこにもう1回、じゃあ日本の会社や人々が行って工場を作るよ。そこで島民も一緒に働く。雇用も生まれる。でこれはじゃあ、今まであまり北海道には売れなかったけども、北海道や極東に売っていく。

 それはまさに、共存共栄の姿が見えます。そこから4島解決の、さまざまな姿が見えてくるんだろう。解決策が私は見えてくると思います」

 --領土問題というのがどのように絡むのか分からないが、一緒に住みながら発展させていくイメージなのか

 「ポイントが3つあるんですね。1つは『4島』です。これ、書き込みましたから。歯舞群島、色丹、国後、択捉、全部4島でやりますよと。一部ではないんですから。特区と言って一部ではない。歯舞、色丹だけではありません。4島で。それが一つです。

 もう一つは、ロシア法にも、日本の法律にも寄らない、新しいものを作っていく、ということ」

 --4島で何か日本人がトラブルに巻き込まれたときにロシアの法律で裁かれるということはないということか

 「例えばそこで会社を設立して、利益も出ますね。経済活動において、さまざまな向こうの経済にかかる法律、税制がありますね。どうするんだと。上がった利益を一体どうするんだという問題もありますし、そこで働いている人々のですね、所得税とか、ありますね。さまざまな面において、これからしっかりと、専門的な協議が必要だと思います。そして、これを両国の了解のもとに作る。

 もう一つは、この中にも書き込んだのですが、国際約束の締結を含むものを、新しく作っていこうと。

 この3つのポイントが重要なんですが、今までにないことをやることによってですね、これが新しいアプローチで、これが領土問題の解決に私は必ず結びついていくと思います」

 --12月15日という日を会談日に選んだというのはすごく意味があったと思う。米大統領選挙が行われ、アメリカ政治の空白地帯を狙ってロシアとの交渉をやった。米側が文句を言えない時期を選んで自由にやるということを選んだのか

 「その通りですよと言うわけにも、もちろんいかない。たまたまですね、おっしゃったタイミングになったということですね」

 --プーチン氏が遅刻されたときに、情報番組の「ミヤネ屋」をごらんいただいて、ありがとうございます。昭恵夫人がインスタグラムにあげてくれていた

 「これね、私、写真撮られているって知らなかったんですがね」

 --このときの放映で(金正恩、習近平、プーチン、トランプ各氏の顔写真を並べて)癖ある人ばかりと、首相は「異種格闘技戦をやらなきゃいけない」っとコメントしていたのだが、首相はこの放映をどういうお気持ちでごらんになっていたのか

 「それぞれ、非常に、非常に強いリーダーシップを持つ方々ですから。交渉というのは大変ですし。金正恩委員長とは、実際に私、会ったことはありませんが。ただ、こうして話しているときもですね、先方も、国もですね、私の発言分析してますから、これも(各氏との間接的な)やり取りになるのですが。そういう意味ではそれぞれ、大変、皆さん手ごわい方々だなあと」

母の再婚相手の頭ハサミで刺す 中学生逮捕

2016-12-19 11:34:48 | ニュースまとめ・総合
母の再婚相手の頭ハサミで刺す 中学生逮捕


2016年12月19日 10時43分

日テレNEWS24

 18日夜、千葉県四街道市で男子中学生(14)が、母親(46)の再婚相手である父親(24)をハサミで刺したなどとして、殺人未遂の疑いで逮捕された。

 警察などによると、逮捕された男子中学生は、18日午後10時半頃、千葉県四街道市の自宅で、母親の再婚相手である父親に対し、顔に殺虫剤スプレーをかけたあと、ハサミで頭を突き刺すなどした疑いが持たれている。父親は複数回にわたり頭部を刺されたが全治2週間の軽傷で、命に別条はないという。

 110番通報した母親の話では、「2人は普段から仲が悪かった」ということで、警察は家庭内のトラブルがあったとみて調べている。