先週の土曜日は、京都市美術館の「若冲の京都 KYOTOの若冲」と、
相国寺の承天閣美術館の「伊藤若冲展 」 を観に行ってきました。
生誕300年の今年はあちこちで若冲展がありましたね。
京都市内の知人が、東京まで行って2時間並んだというのでびっくりでしたが、
新聞では、さらに後半になると5時間待ちというニュースも読みました
地元の錦市場出身、まわりには熱いファンもいる中で、
・・実は2,3、年前まで「わかおき」さんかなあと思っていた私ですが
この夏に、細見美術館で間近で観て、作品に一目ぼれしてしまいました。
のびのびした筆から吹き込まれた動物や植物の命。
勇壮な鶏、ふと足元を見ると丸い雌鶏とひよこ達がいたり、(鶏図押絵貼屏風の内・1797年)
こんなほのぼのかわいいネズミ達もいました!(鼠婚礼図・1796年)
今回も前売り券を買って楽しみに、とか言いながらも、終了前日になりましたが
どちらも思ったよりも空いていて、ゆっくり観ることができました!
今回の展示での注目の作品のひとつ、
「百犬図」(1799年)・・・じゃれたり寝転んだり、まるいワンコたち
100匹わんちゃん大行進!?若冲は1716年生まれだから、この時83歳なのかな
「樹花鳥獣図屏風」1cmほどのマス目1つひとつにタイル画のように描きこんである、
気の遠くなるような大作でした。白い象の耳が仏さまみたいです。
ゆっくり観た後は次の相国寺の承天閣美術館へ。
入り口ですぐ出迎えてくれる30幅の動植綵絵は壮観でした。
もともと動植綵絵と3幅の釈迦三尊像は、若冲が相国寺に寄進し、
1889年に皇室に献上するまではお寺が所有していたのだそうで、
この日観た複製でも、絵の密度が濃く、作品に吸いこまれるみたいな感じがしました。
第二展示室では金閣寺の障面画が展示されて、こちらは実物です。
次回の案内を見ると、なんとまた「伊藤若冲展」!
こちらも楽しみにしようと思います
承天閣美術館のあとは相国寺を歩きました。
枯山水の庭。もう午後の日差しですが。
一度にたくさん若冲の作品と紅葉まで観られた一日。
この日は師走と思えないくらい暖かかったのですが、気がつけば年末!
さて、今のうちに大掃除をがんばらなくては
2つの若冲展、私も行きたかったのよ―
セットで観賞すると割引されるのよね
今年は若冲ブームでテレビ
私もlemonさんのこと、全然笑えないよ
今まであんまり日本の絵画を見たことがなかったので・・・
浮世絵を見るようになってから、他のいろいろの日本画も見るようになってやっと画家の名前もわかるようになりました(^^)v
描いた絵だけでなく、若冲本人も謎が多くて、それも人気のひとつかなと思います。
ぜひぜひ後期も楽しんできてくださいね
(でもポスターを見たら、来年の5月までやってるみたい。私も行けそう
相国寺は梅の季節もいいですよ
(こんなうろうろできるくらいだものね
何事も反応がスローなタイプだから、治るのものんびりなのでしょう
やっと行けた若冲展、よかったです
東京のとは内容や期間なども違うと思うけれど、長時間待つ気持ちもわかりました
にわかファンの私ですが
今回の展示、2つで割引と知らなかったよ、うかつでした
相国寺は、にぎやかな大通りから境内に足を一歩踏み入れると、すっと静かになるのが不思議です。
まだ梅の季節には行ったことがなかったので、次回を楽しみにします
もりっちゃんも後期の若冲展に行けるといいね