lemonの日記

音楽、トールペイント、パン、猫のみかん

ショパン 「ワルツ ブリランテ F-dur op.34-3」 (子猫のワルツ)

2014年09月09日 | 音楽

Chopin Bunin

 

今度、大人の生徒さんのSさんの宿題になった曲、

明るく躍動感にあふれるとってもチャーミングなワルツです。

くるくると毛糸がころがるような8分音符4つのモティーフが、

3拍子のリズムに、おやっと思う楽しい変化を作るこの曲は、

「子猫のワルツ」という通称でよばれることもあります

これは、もちろん後世の人達がつけたものですが、

しなやかで弾力のあるメロディーに、猫のしぐさや敏捷さ、鳴き声などを

思い起こさせるところがあるのかも知れませんね

 

YouTube映像を見て、1985年の当時は日本中が 19歳のブーニンの演奏に沸いたことを思い出します。

学生だった私も、頑張ってLPレコードを買って

これまでにも知っていた曲が新鮮に聴こえ、そしてなんて自由で楽しいピアノを弾かれるのだろうと

感動したのを覚えています

 

生徒さんSさんは、もう15年も習いに来てくださっています

お子さんが習い始めた時に、一緒に弾けたら、というきっかけから、

どんどんレパートリーをふやし、今ではご主人までもクラシックファンになり

休日は音楽会を一緒に楽しまれているのだそう。

ピアノの音がご家庭に広がるのは、とてもうれしいことです

 



最新の画像もっと見る

4 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
ブーニンは・・・ (もりもり)
2014-09-10 15:55:39
子猫のワルツの通称通り、愛らしく軽やかな曲ですね。
2匹の子猫がじゃれあっている感じのところもあるし、
足音を忍ばせてそーっと獲物を狙っているようなところも
あって。なんかほほえましいです。

ブーニンの紹介に(ソビエト)とあって、そっか~あの頃は
まだそうだったんだ、と思いました。
ブーニンも私たちも若かった

生徒さんのSさん、素敵ですね
子どもと一緒に新しいことを始めるなんて。
そしてご家族と共に音楽を楽しんでおられるんですね
これからも続けてほしいですね
返信する
Re ブーニンは・・・ (lemon)
2014-09-11 22:01:08
もりっちゃん、コメントありがとう

このワルツ、家に子猫がやってきてから、いっそう親しみを持つようになったよ
イメージを固定しすぎないほうがいいけど、
やっぱりこの名前はなかなか似合っているように思うな

若い日のブーニンの演奏、当時も賛否が分かれたけれど、
私は今でもこの演奏を聴くと、元気が出ます
コンクール中とは思えない、観客の笑顔もいいな。
うん、ソビエトって書いてある
時代が変わっても、同じ曲を誰かが弾いて、それを聞いた人にメッセージが伝わるのだね。

大人の生徒さんは、別のお仕事がある中で、ピアノも練習されて、
いつもえらいなと思うよ。
本当にまわりに見習いたいことばかりです

返信する
ブーニンを検索してきました♪ (ふぁん)
2014-10-12 08:35:17
ブーニンの映像楽しませていただきました。
ありがとうございました。
昨年?ブーニンを一番前の席で聞く事が出来ました。(たまたまですが・・)指の動きまで見えて、神経質?いえ繊細な彼の姿、こんお映像で思い出しました。
評価はどうあれ、私も同じく元気が出ます。
返信する
Re ふぁんさん ありがとうございます♪ (lemon)
2014-10-12 10:08:28
ふぁんさんこんにちは。
検索からお越しくださってありがとうございます。

ブーニンの演奏会に行かれたのですね。
最前列なんてうれしいですね♪きっととても印象に残られたでしょう。

人生を重ねた今の演奏も円熟して素敵ですが、
当時の演奏も本当になつかしいですね^^




返信する

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。