lemonの日記

音楽、トールペイント、パン、猫のみかん

ルイサダのコンサート

2018年11月18日 | 音楽

9月に京都コンサートホールで行われた、ジャン・マルク・ルイサダのコンサート。

「第22回京都の秋 音楽祭」が始まった頃にさかのぼった日記です(^^;;


前回ルイサダの演奏会に行ったのは6、7年前だったかで、

今回すっかり白くなられた髪にちょっと驚きながら、

(1958年生まれだから、まだ60になられたばかりだ

もう巨匠の仲間入りだね~!と話す娘に同感です

 

「ルイサダを聴かずして、ショパン、ドビュッシーを語ることなかれ」

このセンテンスがまたいいですね^^

 

第一部

ショパン4つのマズルカOp.24

シューマン ダヴィッド同盟舞曲集


第二部

ショパン 幻想曲へ短調Op.49

ドビュッシー「映像」第一巻、第二巻より


アンコール

 エルガー 愛のあいさつ

ショパン 華麗なる大円舞曲


ショパンは、マズルカに今回は大好きな幻想曲も入っていて、

昔のNHKスーパーピアノレッスンでの言葉や演奏も思い出しました。

シューマンの難しいダヴィッド同盟も緻密で素晴らしかった。

休憩をはさんで、私も娘もルイサダのドビュッシーは初めてで楽しみにしていて

聴きなじんだ曲もまた新鮮。

やわらかに重なる響きは今日のこのホールにぴったりです。

 

ここ数年は楽譜を置かれて演奏されているということで、

この日も、数冊の楽譜と眼鏡を2つ持ってみえ、

「シニアグラスはどちらかな?」とでも話しておられたのでしょうか、

曲の合間も譜めくりの方にほほえむ表情もチャーミングで(失礼かな(;^_^)

すべての方向の観客への丁寧なお辞儀など、

舞台のいろんなシーンに、誠実で温かいお人柄が垣間見えました。

 

いっそう円熟味を増した演奏に、客席の人たちの熱い拍手とCDサイン会の長い列、

変わらぬこの人の魅力を感じ、コンサートを楽しんだ秋の一日でした^^


 

 

 


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