高校時代の友人の音楽会があるので、名古屋に行ってきました。
地図で見るとちょっぴり遠いその町も、京都から「のぞみ」で35分、
自宅からホールまでのトータルも、計算上では2時間で着くとわかりました
とはいえ、どこへ行くのも、なかなかたどり着けない私、迷いそうだけど、
今回ばかりは、うっかり乗り過ごしたり、反対行きに乗るわけにはいかないので、
じーっと、東京方面行きのホームか確かめて、
無事にたどり着いた時には、ほっとしたのでした
(それでも、もしかしたら、名古屋に止まらない便があるのかも知れない、と、
念のため「ひかり」に乗ったのは、・・・家族に内緒にしようと思います)
コンサートは6時半からで、こんなに素敵な、木の色合いがあたたかい会場なのです
お客さんは年配の方が多く、和やかな感じでした。
プログラムは、オールベートーヴェンのアンサンブルで、休憩時間にはワインやジュースのサービスも
なかでも、個人的に、「大公」には、この曲を初めて聴いた小さい時の、
家族のちょっと楽しい(いや、それはどうだろう・・・?)ハプニングの思い出もあり、
1音余さず忘れられない曲で、ずっと楽しみにしていました
第2楽章では、その場面を思い出して、顔がつい、にこっと笑ってしまう所があったり、
そして、第3楽章では、ああ、今度はその私の大好きな曲を、友達が弾いているんだなあ、と思って、泣いていたり、
胸いっぱいに聴いていました。
短い滞在時間だったのですが、
久しぶりに友人のピアノも聴けてうれしく、
楽しい余韻の続く一日になりましたよ