21世紀の課題を著書で世界にアピールしているハラリさんは核、遺伝子組換や環境問題、AI＆アルゴリズムに対し、哲学が問われているとのメッセージ！

論考２０２０の見出しは「人文知内包した科学技術」です。科学技術の先行に対する危惧の念を解決する道は哲学？思考すること！瞑想！この紙面の論考を書いた森岡さんの思考の背景に、ハラリさんの「21世紀の人類のための２１の思考」が重なります。

公と個人、リバタリアン的な個人の自由や尊厳の追求と、共同体の協働、共生、共創、安寧、進行形のよりよき民主主義形態の追求。科学技術とプロフィットの追求（限りなき欲望）が地球全体の実存・サバイバルのテーマを包摂（内包）せざるをえない21世紀。