志情(しなさき)の海へ

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今日の驚きはPatriotism!

2014-05-01 23:26:58 | 英語教育・語学一般

                             (琉球大キャンパスの池、緑が深い昨今!)

What are the three most important things in your life?

これは最近学生にスピーチの題材として与えている課題だが、今日びっくりしたのは、spirits of inquery, patriotism, and dreamを取り上げたのが最初のトップの学生だ。神道の素晴らさ、日本語の素晴らしさを話した。そしてもう一人の学生はHaving been born in Japanを取り上げた。日本が平和であったことを感謝するという意見である。この間なかった最も大事な事柄である。愛国心が最も大事な事柄に取り上げられたのが、初めてのことだったので時代の変化を如実に示してるように思えた。彼の原稿はしっかりしていて、なぜかの問いにも、識字率の高い日本は、自らの言語をもっているが、世界には自らの言語で教育を受けていな人々が多いという。また神道の精神の寛容性をつまり八百万の神の話からその中に一神教も包摂すると説明した。なぜ愛国心か?と聞いた学生は1年ドイツに留学していた学生だった。んんん、何かが変わりはじめているようだ。同僚の教員にその話をすると、サッカーなど、最期に国歌を流すから、その影響じゃないねー、とのことだった。若者たちはネットで明らかに影響を受けているのらしい。ネットのもつ求心性は、その方向に若者を誘因しているのかもしれない。そのインターネットもアメリカがすべての情報を取集していると、スノードンさんが告発している。国内ではまた国の監視機関が集約しているのだろう。つまりBIG BROTHERSはそこここにいる!時代。透明なる民主主義という名の全体主義体制が敷かれて久しいのだろうか。だからこそのまたpatriotismがせりだしてくるのかもしれない。

一方で2年、3年生が多い農学部の学生たちは、誰かのために貢献したいということばを出していた。宮城県からきた女子学生は宮城県に戻ってもっともっと社会に貢献したいと、いう。誰かのために貢献したいということばも最近なかったことだ。日本を見て回りたいの夢が3人ほどの学生の声であった。時代は確実にまた変容しつつあるのらしい。3.11以降の意識なり認識の変化がじわりとやってきたのだ。このスピーチは今日始まって、40人が発表することになっている。従来最も大切なものは、family, friends, and moneyが多いが、今年は、Family, fiance,health, life, smartphoneが並ぶ。40人の大事な物、ダントツは家族だろうか?


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