志情(しなさき)の海へ

かなたとこなた、どこにいてもつながりあう21世紀!世界は劇場、この島も心も劇場!貴方も私も劇場の主人公!

劇団「うない」のリハの様子、インタビューで見えてくる世界がある!

2012-01-29 05:22:49 | 女だけのうちなー芝居劇団「うない」
                 (比嘉いずみさんと平良富士子さん)

鈴木雅恵さんと劇団「うない」のリハに参加し、団長や他の団員からいろいろお話を伺った。『乙姫』時代のエピソードを含め、また乙姫の地謡をになっていた方々のお話なども伺った。【真夏の夜の夢】など、また【乱菊】にしても世界の舞台で上演してもうける歌舞劇がある。「月城物語」は【美女と野獣】の翻案だが、まったくオリジナル物語とは異なる。その沖縄風味への翻案は全くことなる物語を産みだしたのである。そこが興味深い。

今回、ベストの配役である。漁師から王子になり蜘蛛の精と対峙する手留間の王子役が比嘉いずみさんである。そして王子のお一人に花岡尚子さん。弁財天の平良富士子さんは広島や奈良に琉球舞踊道場を持つ方で、そのお弟子さんたちのお話も興味深かった。島さん仲里さんは乙姫時代からの役者で、当時のお話も面白かった。

リハを見るとやはり舞踊が中心だとわかる。「うない」さんは半年もかけて丁寧にリハを繰り返している。その時地謡もしっかりついているのである。具志さんは沖縄芝居の地謡の魅力を底上げする意志を強くもっている方だ!

リハのスナップを少しご紹介したい。研究となると月城物語の比較対象などをする必要がある。その舞台の魅力がどこにあるか分析などが要求される。これは課題でありつづける。

(3人の美しい姫たちとその母親、棚原由里子、久米ひさ子、嘉陽田早苗、祖慶しのぶ)

(団長の中曽根律子さんと蜘蛛の精の写真:蜘蛛の糸が見事に撮影されている!)

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。