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フレンチ・パラドックスとは?

2021-05-21 06:10:29 | 健康と医療
        (珊瑚)
通説に挑戦する研究者のスタンスはいいですね。
フレンチ・パラドックスに関する論文やウィキピディアの定義を見ると、ブドウやりんごなどの果物の持つエキス〈ポリフェノール〉の有用性もあるのらしい、一方で毎日ワインやビールやスピリッツを6週間呑んだ試験者の体内のビタミンは減少しやホモシスティン〈心血管疾患の危険因子〉の量は増えていたという論文も発表されています。

「フランス人の一人当たりの肉消費量は世界のトップクラスであり、また、一人当たり年間67リットルものワインを飲みます(日本は1リットル弱).過度の肉食や飲酒は体に良くないと思われますが、フランス人は他の西欧諸国にくらべて心臓病による死亡率が低く、”フレンチ・パラドックス”と呼ばれています。これは赤ワインの中に含まれるポリフェノールによるものであろうと推測されています。
 ブドウは皮,種子に多くポリフェノールを含み、赤ワインはその皮や種子を取り除かずに発酵させて作られます.赤ワイン1リットル中に4グラム程度のポリフェノールが含まれています。ポリフェノールに活性酸素消去作用があることは多くの科学者が認めるところです。これらがビタミンEと同様に,脂質過酸化を防ぎ,動脈硬化を予防しているのではないかと考えられています。日本の緑茶もポリフェノールを多く含み、同様の効果のあることが報告されています。」http://www.ph.nagasaki-u.ac.jp/lab/natpro/research/frenchj.htmlより。ウィキピディアでも定義があるのですが、こちらが分かりやすいです。欧米の動物脂肪や肉の多い生活の比較も論文などがあり、その中でフランス人の心臓病の死亡率が低いということが常識になっているのが、フレンチ・パラドックスでしょうか・ポリフェノールがいい効果を及ぼしているとピリオドで、赤ワインを呑みましょう?

学生が2つの論文をパワーポイントで発表予定でそれを楽しみに~。『赤ワイン』をたまに呑んでいますが、以前のように友達とゆんたくしながら飲むこともほとんどなくなりました。

ところで日本語バージョンのウィキピディアはあまり詳細に触れていませんが、英語バージョンはその4倍以上詳細に言及し、参照資料も多いですね。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%91%E3%83%A9%E3%83%89%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9〈日本語〉
https://en.wikipedia.org/wiki/French_paradox〈英語)

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