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苦菜ともめん豆腐の和え物はいつ頃から沖縄料理として登場したのだろうか。豆腐が誕生してからのことだろうけれど、自然食品のように重宝されている。自分で料理したことはほとんどなかった。苦菜は葉をかじってみるとやはり苦い。しかし豆腐と混ぜるとおいしい一品になる。琉球料理に和え物として登場するが、普段に食べてはなかった。
不思議とこの小さな庭に前から生えていたようで、雑草ではないので、引き抜かないでそのままにしていたら、伸びて花をつけて、ポツンポツンと姿が見える。葉っぱを何枚か取ってきて、洗い、細かくきざんで塩コショウで味付けをした。それをもめん豆腐とまぜるのだが、冷蔵庫に残っていたのは揚げ豆腐だった。それで、揚げ豆腐を細かくきざんで混ぜてみた。
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(いつのまにか花がついている!)
作っておいていたらそのほとんどを家族が食べてしまった。いけるのだと思った。次は木綿豆腐とあえてみよう。思いがけない薬草のような苦菜は一見して雑草に見えるが、そうではない。花をつけその種が拡散されまたニョコニョコ生えてくるのだろう。多くはないが、葉っぱを何枚か使わせてもらうだけだから、たまに和え物料理として、食卓に並べるようにしたい。
スーパーで売られている苦菜は葉っぱが大きい。野生の物はやや細い葉である。
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(自生種の葉は細い。普段海岸沿いや岩場、砂地に生えるとネットで紹介されている。野菜として品種改良され栽培されているのだろう。)